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メダカの卵を観察しよう

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メダカ屋外の睡蓮鉢やビオトープなどでの産卵となると毎日じっくり観察するのは難しいかもしれませんが室内での水槽飼育などでしたら生まれたメダカの卵を毎日観察することは容易です。

メダカの卵は鳥などのように硬いからに包まれているわけでは無く透明で卵の中まで透けて見えますので卵が生まれてから稚魚が生まれるまでの卵の変化を観察してみましょう。


メダカの卵はメスのお腹から産卵されるとすぐにオスのメダカによって受精され、その受精率は驚くほど高いものです。

飼育している環境の水流の速度やその時の水温、オスの割合などによって多少変動はありますが、メダカの受精率は80%〜90%と言われています。

受精が上手くいった受精卵の発生速度は、その卵が置かれた場所の水温に大きく左右され、一般的に25℃の水温で約10日程度かかるとされています。

水温があがり30℃近くになるとかかる日数は減りますが真夏の高水温状態などで水温が35℃近くになるような環境は卵にとってはいい環境とは言えませんので注意してください。

産卵後1日〜2日の卵はまだ魚らしい形には程遠いですが卵の中では発生が進んでおり細胞分裂が頻繁に行われています。卵の中心部に見える丸いものは卵の黄身に相当する栄養分です。

産卵後3日〜4日で徐々に魚らしい形が認識できるようになってきます。

産卵後5日〜6日では目がかなりしっかりした形になり体も長くなってきて狭い卵の中で丸々ようにしています。この段階ではやい稚魚は卵の中で時折、クルッと回転したりして元気な姿を見せてくれることもあります。

産卵後9日〜10日になると稚魚の体はかなり黒ずんできて、黒目の周りが金色になり、目の印象はかなり力強いものとなってきます。ここまで大きくなるといつ殻を破って飛び出してきてもおかしくない状態となっています。


メダカの卵を観察する方法

メダカの受精卵の大きさは直径が1mm程度ととても小さなものですので裸眼での観察は視力の良い人でもなかなか大変な作業になってしまうかもしれません。

そのために高倍率のルーペや拡大鏡などを用意しましょう。そして先の尖ったピンセットなどを使い、受精卵についている紐を慎重につまみ、観察に使う水槽の前面ガラス付近にある水草の葉などに引っ掛けます。

このようにすることでメダカの受精卵を観察しやすい場所に移動させておきます。もちろんこの観察に使う水槽には親のメダカは入れないようにしましょう。

観察しやすい場所に置いた卵は他のメダカからも発見されやすいので見つかってしまっては食べられてしまう可能性もあります。

もし、親のメダカが入っている水槽で観察を行うのであれば一時的に卵の周りを囲ってメダカが卵に近づけないような工夫を施してあげましょう。

受精卵から飛び出したばかりの稚魚は水面付近の浮き草の陰などに寄り添うように浮かんであまり動きませんが時間が経つと水面付近を泳ぎ始めます。

メダカの受精卵を観察していると稀に白くなった卵を見つけることがありますがこれは受精できなかった無精卵や途中で死んでしまった受精卵です。

白くなるのは水中にいる水生菌に寄生されてカビてしまうためでそのまま放置しておくと白いカビは他の健康な受精卵にも伝染してしまいますので死んでしまった卵を見つけた時にはスポイトやピンセットなどで取り除くようにしましょう。


メダカの産卵に感じる命の不思議さ

普段、私たちは自分達の持っている命の不思議さについて全く意識することなく生活しているものです。

しかし、メダカのメスが産み落とした卵を水草の影などに見つけ、その卵がいつの間にかオスの精子によって受精し、その受精卵が透明な殻の中で少しずつ育ち、徐々に魚らしい形に変わっていく様子を観察していると自然と「命の不思議さ」を感じるようになります。

そしてさらに受精卵の成長が続き、遂には魚の稚魚らしい姿となり、殻の中で時々動くようになるとどうしても命に対する不思議な気持ちはさらに高まってしまうものです。

そして遂にふ化の時を迎え、もし幸運にもメダカの稚魚が殻を突き破って飛び出した瞬間を目撃することができれば、その命に対する不思議な気持ちは一瞬にして大きな感動に変わるはずです。

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