野生のメダカは自然界でどのような餌を食べているのでしょうか。
メダカは何を食べるのか?
野生のメダカは主にミジンコなどの動物性プランクトンを主食とし、蚊の幼虫のボウフラなども好んで食べます。
そのため、屋外飼育などでスイレン鉢や水瓶にメダカを数匹入れておくと蚊が卵を産んでもメダカによってボウフラが食べ尽くされてしまい蚊が湧かないのでメダカは人の生活に役立つ益魚とされています。
野生のメダカの餌は全てが動物性プランクトンだけということはなく植物質の餌も食べているようです。
それでも自然の環境下では餌不足に陥ることも多く、その結果メダカの成長や寿命にも影響していると言われています。
それに比べて庭や玄関などの屋外で人により飼われているメダカは自然環境下のように動物性プランクトンや植物性プランクトンを餌としながら、さらに飼育者によって餌をもらえていますのでよほどのことがない限り餌不足で餓死するようなこともないでしょう。
野生のメダカは大きくても全長4cm程度ですが改良品種のメダカでは5cmを超えるメダカも存在します。
さらに寿命を見ても野生のメダカの寿命はおよそ1年から1年半と言われているのに対して飼育環境下のメダカでは2年から3年ほど生きるものもいます。
このような観点から見ると野生のメダカと飼育されているメダカ。
どちらが幸せなメダカなのでしょう。
そんなことを考えさせられる現状でもあります。
野生のメダカの餌と屋外飼育の関係まとめ
- 野生のメダカはミジンコやボウフラなどを餌としている。
- 植物質のものも餌としているが十分な量の餌に常にあり付けているわけではない。
- 屋外飼育のメダカは自然に繁殖したミジンコなどの他に人工フードを貰えている。
- 飼育環境では常に餌にありつける環境が寿命を長くする要因の一つとなっている。
今回は野生のメダカの餌と屋外飼育の関係についてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。