メダカビオトープの容器選び!おすすめは?透明!?大型!?

2022年4月17日

メダカビオトープの容器

ビオトープの容器は透明な容器でも大丈夫?プラスチックは?

ビオトープの容器は大型のものほど良い?

ビオトープの容器の深さは重要?

メダカビオトープにおすすめの容器は?

こんなメダカビオトープの容器に関する疑問についてご紹介いたします。

ビオトープの容器は透明な容器でも大丈夫?プラスチックは?

メダカのビオトープを始める第一歩は容器選びからです。

そんなビオトープの容器選びですが、お気に入りの物ならどのような素材の容器でもビオトープに使えるのか?

例えば、透明なガラス製やプラスチック製の容器でもメダカのビオトープに使えるのでしょうか?

結論から言うと容器は透明でも構いません。

ですが、透明であることのメリット・デメリットや素材ごとの特徴がありますので、よく理解して使うようにしましょう。

例えば、透明な水槽を使うメリットは横からも水中のメダカを観察できることです。

一般的にビオトープ用として販売されている容器は側面が透明では無いため、水面からのみの観察になります。

しかし、水槽はもともと側面からの鑑賞を目的としているので、水面だけでなく側面からも水中のメダカを観察することができます。

これは透明な容器にしか無い大きなメリットです。

ビオトープの世界を側面からも観察したいと言う時には、透明な容器でビオトープを行うのも良いですね。

ただし、屋外で水槽などの透明な容器を使うデメリットもあります。

  • コケやグリーンウォーターが発生しやすい
  • 断熱性が無いため水温管理に工夫が必要

水槽などの側面が透明な容器の場合、水面だけでなく側面からも太陽光が差し込みます。

この大量に差し込む太陽光によって、コケやグリーンウォーターが発生しやすくなります。

そのため、水槽面がびっしりとコケに覆われてしまったり、水中がグリーンウォーターで濁ってしまい、透明容器のメリットである側面からの鑑賞ができなくなってしまう可能性があります。

このような場合は、簾(すだれ)などで光量を抑えたり、コケの掃除や水換えで対処すると良いでしょう。

また、ガラスやプラスチックといった透明容器の素材は断熱性がほとんどありません。

そのため、夏や冬の温度変化による影響を大きく受けます。

夏はお湯のように水温が上昇しますし、冬は水温が急低下し氷が厚く張る事があります。

ガラス容器の場合は氷の影響で割れてしまうこともあるので注意が必要です。

このような場合は、水槽側面に断熱材を貼るなどして気温の影響を少なくするようにしましょう。

また、100均などのプラスチック容器をビオトープに使う場合は、耐用年数が短いことに注意して使用してください。

100均の透明なプラスチック容器の場合、屋外での使用を想定していない商品が多いので、光や熱への耐性が弱いです。

そのため、1年もしないうちにボロボロに割れてしまうケースが少なく無いので、長期運用には向きません。

長く使う場合には耐久性が高いプラスチック容器を選ぶようにしましょう。

以上のように、透明容器でもビオトープは可能ですが、メリットとデメリットをよく把握して管理するようにしてください。

ビオトープの容器は大型のものほど良い?

ベランダなどでビオトープをする場合、あまり場所を取らない小型の容器を置きたいものです。

しかし、なるべくならスペースの許す限り大型の容器を置くことをおすすめします。

何故なら管理が楽になるからです。

屋外で管理するビオトープは気候変化の影響をダイレクトに受けます。

気温の上下による水温変化や雨による水質変化など、屋内水槽とは比べ物にならないほど過酷な環境です。

小型容器の場合、水量が少なく水深も浅いので、気候変化の影響が短時間でダイレクトに現れます。

しかし、水量が豊富な大型容器の場合、これらの影響は緩やかに作用するため、大きな水温・水質変化が起こりにくくなります。

このように、大型容器の方がより環境が安定するので、メダカや水生植物の管理も非常に楽です。

以上の理由から、出来るだけ大きな容器を使う事をおすすめします。

ベランダなどであまり幅が広い容器が置けない場合には、なるべく水深が深い容器を選び断熱対策を施すと、安定した管理がしやすくなります。

ビオトープの容器の深さは重要?

ビオトープの容器はなるべく大きめで水量が多く入るものがおすすめです。

では、容器の深さはどうなのでしょうか?

結論から言うと、ある程度深さのある容器を選ぶと良いです。

だいたい20cm~30cmほどの深さがあるものを選ぶと良いでしょう。

もちろん、第一に重要なのは深さよりも広さです。

しかし、いくら広くても深さが5cm程度しかない容器はビオトープには向きません。

何故なら、水深がある程度深い方が水温変化の影響が少なく、また、メダカが自分で好みの水温の場所に移動できるからです。

ビオトープでのメダカ飼育は、基本的に一年中屋外での飼育です。

そのため、四季の気温変化の影響を受けます。

特に問題となるのは夏と冬です。

最近の日本の夏は気温が40℃近くまで上がることも珍しくありません。

このような猛暑日だと、ビオトープの水温も40℃近くまで上がることもしばしばです。

この時、水深が浅い容器の場合、容器内の水が満遍なく温められてしまい、メダカの逃げ場所が無くなってしまいます。

一方、水深が深い容器の場合は、水面近くは高水温となりますが、水底近くは水温が低くなっているので、メダカは水温の低い水底に避難する事ができます。

水温が低下する冬はビオトープ内の水温も10℃以下まで低下します。

時には水が凍ってしまうこともあるでしょう。

水深が浅い容器の場合、容器内の全ての水が凍ってしまい、メダカも一緒に凍って死んでしまう危険があります。

しかし、水深が深い容器ならば、水面がある程度の厚みに凍ってしまったとしても、水底までは凍りません。

そのため、メダカは水底でジッとしていれば凍る心配がなく、無事に越冬することが出来るのです。

このように、水深が浅い容器だと夏や冬の気温変化の影響を乗り越えるのが難しくなります。

また水深が浅すぎる容器はメダカが外敵に狙われやすいというリスクもあります。

鳥などがメダカを狙った際に水深が浅く、隠れ家がないような場所だと食べられてしまうこともあります。

ある程度水深があれば鳥が手出しできない深さまで逃げることもできます。

メダカは水深が5cm程度もあれば飼育できます。

しかし、屋外で運用するビオトープの場合は気温による水温変化の影響や外敵からメダカを守るために、広さに加えて深さも必要だと言うことを覚えてきましょう。

メダカビオトープにおすすめの容器

メダカのビオトープとして使用できる容器には色々な種類がありますが、ここでは初めてビオトープを作る方におすすめな容器をいくつかご紹介します。

それぞれの容器の特徴も合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

発泡スチロール容器

メダカの屋外飼育で定番の容器が発泡スチロールです。

発泡スチロール容器のメリットは「安く手に入る」、「断熱性に優れる」という点です。

発泡スチロールの容器はうまくするとスーパーなどでただで手に入れることが出来ます。

また、ホームセンターなどでも新品の発泡スチロールが売られていますし、メダカ飼育専用の発泡スチロール容器もあります(GEX メダカ元気 快適繁殖ケースなど)。

大きさによって価格は異なりますが、大体1,000円~2,000円ほどでなかなかの大きさの発泡スチロール容器が手に入るのでコスパ抜群です。

値段の安さもさることながら、発泡スチロール容器を使う最大のメリットは「断熱性に優れている」という点にあります。

発泡スチロールは全体の98%が空気で構成されているため、熱伝導率がとても低いです。

そのため、外気の変化が発泡スチロール内部に伝わりづらいので、内部の温度が起こりにくいという特徴があります。

簡易的なクーラーボックスに発泡スチロール製の物が多いのも頷けますね。

ビオトープに使う場合、蓋をして密閉するわけではないので、外気の影響を多少受けますが、それでも他の容器に比べると段違いに影響が少ないです。

夏場に発泡スチロール容器のビオトープの水と、プラスチック製の容器のビオトープの水にそれぞれ手を入れて水温を比べてみると、その違いに驚くと思います。

両方とも簾で日光対策はしていますが、明らかに発泡スチロール容器の方が水温が低いです。

そのため、初めてメダカのビオトープを作るなら発泡スチロール容器が個人的にはおすすめです。

ただし、発泡スチロール容器にも注意点があります。

  • 耐用年数が3~4年と短い
  • 草地にそのままおくと穴が空く場合がある
  • 中身が入ったままの移動が困難
  • デザイン製が悪い

発泡スチロール容器はそれほど強度が高くないため、3~4年程で亀裂が入ったり穴が空く事があります。

この場合はリセットして新しい容器に変えなければいけません。

また、お庭の芝生の上など、草地にそのまま発泡スチロール容器を置くと、下から生えてきた草に底を破られて穴が空くことがあります。

朝起きたら水が空っぽになっていてメダカが全滅という経験があるので、草地に置く場合は底にブロックを敷くなどして、草地に直接設置しないようにしましょう。

また、容器サイズが大きい場合、中身が入ったまま持ち運ぶことはほぼ不可能です。

持ち上げた瞬間に容器が壊れる恐れがあります。

どうしても移動したい場合には、ある程度水を抜いてから移動させましょう。

最後に、おしゃれなガーデニング用品に比べて、ただの真っ白な発泡スチロール容器はデザイン製が悪いので、見た目を気にする方には向かないかもしれません。

以上のように、見た目や取り扱いには少し注意が必要な発泡スチロール容器ですが、水温などの飼育環境の安定性は抜群に高くコスパも良いので、メダカのビオトープが初めての方におすすめです。

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睡蓮鉢・メダカ鉢

メダカのビオトープの大定番の容器といえば睡蓮鉢です。

メダカ飼育用に作られたメダカ鉢と呼ばれるものもあります。

睡蓮鉢の材質は陶器からプラスチックまで様々です。

使いやすいのはプラスチック製の睡蓮鉢ですが、見た目のおしゃれさではやはり陶器でしょう。

睡蓮鉢の特徴は「デザイン製の高さ」と「広さと深さがある」という点です。

せっかく水生植物を入れておしゃれな水中世界を作るのなら、容器もおしゃれな方が良いですよね。

デザイン製に優れる睡蓮鉢は、玄関先やお庭に置いても違和感なくおしゃれにまとまります。

デザイン製だけではなく、メダカの飼育容器としても優れています。

広い開口部はメダカの観察がしやすいことはもちろん、酸素が溶け込みやすいため溶存酸素量の心配が少ないです。

また、深さも十分にあるため、水温変化にも強いという特徴があります。

ただ、発泡スチロールと比べると断熱性に乏しいため、夏や冬には水温対策をしっかり行う必要があります。

また、陶器の場合は容器本体の重さがかなりあるので、取り扱いには十分に注意してください。

デザイン製では睡蓮鉢がダントツなので、見た目も重視したい方は睡蓮鉢がおすすめです。

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トロ舟(プラ舟)

コンクリートを混ぜる時に使うのがトロ舟(プラ舟)です。

外構屋さん以外でトロ舟を購入するのはメダカ飼育者くらいでしょう。

そのくらいメダカの屋外飼育にトロ舟は定番です。

トロ舟最大の特徴は「広く大きい」と言うこと。そして、とても丈夫です。

トロ舟はプラスチックで出来ていますが、屋外使用を目的に作られている容器なので光や熱への耐性が高く、屋外に置きっぱなしでも長く使えます。

また、容器の幅が広くとても大きいので水中に酸素が溶け込みやすく、溶存酸素量不足の心配が少ないです。

さらに、メダカ飼育は広さが最も重要なので、幅広いトロ舟はまさにメダカ飼育に適した容器と言えます。

ただし、トロ舟にも注意点があります。

それは「水深が浅い容器が多い」、「断熱性が低い」と言う点です。

種類によっては深さが20cm以下の容器も少なくありません。

その場合、底砂を敷くと水深が15cm以下になってしまう事も。

また、プラスチック容器は発泡スチロールほど断熱性が高く無いので、外気の影響を受けやすいです。

そのため、水深の浅さと断熱性の低さから、夏場は水底まで高温になってしまい、メダカが耐えられなくなる恐れがあります。

このため、トロ舟でビオトープを行う場合は、なるべく深さのあるトロ舟を選ぶようにし、夏や冬は断熱材を側面に貼り付けるなどの対策をしましょう。

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園芸用プランター

花や野菜を植える園芸用プランターで、底の排水穴を栓で塞げるようになっているタイプがメダカのビオトープ容器として使えます。

園芸用プランターはデザイン製が高いものが多くおしゃれです。

また、ベランダに置くのにちょうど良い大きさで深さもある容器なので、ベランダでのビオトープに重宝します。

比較的安価に手に入るのも魅力ですね。

プラスチック製のため夏や冬は断熱材で水温対策を施した方が扱いやすいです。

以上、ご紹介した容器の特徴を基に、ご自身の環境で使いやすいものを選んでみてください。

ビオトープの容器まとめ

  • 透明な容器でもメダカのビオトープはできるが管理の手間はかかる
  • 100均のプラスチック容器は耐久性が低いので長期運用に不向き
  • 大きな容器の方が飼育環境が安定する
  • 夏や冬の温度対策にある程度の深さがあった方が良い
  • 発泡スチロール容器やプラスチック製の容器などがあるので、それぞれの特徴を踏まえて選ぶと良い

今回はメダカビオトープの容器に関する疑問についてご紹介しました。皆様のメダカビオトープの参考にしていただけると幸いです。

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  • この記事を書いた人
マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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