
メダカの稚魚。針子の餌はどのように選べばいい?
メダカの稚魚・針子の餌のおすすめは?
メダカの赤ちゃん・針子は何を食べる?
メダカの稚魚の餌はすりつぶす?
こんなメダカの稚魚・針子の餌の選び方とおすすめの餌についてご紹介いたします。
メダカの稚魚・針子の餌の種類と選び方
孵化したばかりのメダカの稚魚には、どのような餌を与えたらいいのか?
メダカの赤ちゃんは、何を食べるの?
稚魚の成長に合わせて餌の種類は、変えるべきなのか?
メダカの稚魚に最適な餌とはどのような餌なのか?
初めての稚魚飼育では、こんな疑問が次々と出てくるものです。
そんなメダカの稚魚に適した餌とは、小さな口の稚魚でも食べやすく、成長に必要な栄養が含まれているものです。
メダカの稚魚におすすめの餌には大きく分けて、グリーンウォーター、稚魚用の人工飼料、生餌などがあります。
それぞれの餌には違ったメリットがあり、うまく組み合わせて与えることで稚魚を元気に育てることができます。
グリーンウォーター(植物プランクトン)
グリーンウォーターとは植物プランクトンが豊富に含まれる飼育水で、稚魚にとって理想的な餌となります。
グリーンウォーターを形成する微生物は、メダカの稚魚の餌になるだけでなく、水質浄化能力もあり水質の安定化にも役立ちます。
特に屋外でのメダカ飼育に適している餌といえます。
飼育水を強めの日光に当てることで自然に植物プランクトンが増え、グリーンウォーターが作られます。
この方法では自然環境でメダカが摂取する餌に近いものを提供できます。
また、グリーンウォーターの素を使用することで短期間に良質なグリーンウォーターを作ることもできます。
関連記事
-
-
緑色の水はメダカが喜ぶ!?グリーンウォーターになる原因とその効果!
2025/2/12 グリーンウォーター
屋外のメダカの水がすぐに緑になるけれど大丈夫? 緑色の水(グリーンウォーター)はメダカが喜ぶ? メダカの飼育水が緑色に濁る原因は? 緑色の水はそのまま放置して大丈夫? こんなメダカの水が緑色になる原因 …
-
-
ペットボトルでグリーンウォーター(青水)を簡単に作る作り方
2025/2/10 グリーンウォーター作り方
メダカ飼育や金魚飼育に絶大な効果をもたらすグリーンウォーター。 そのグリーンウォーターをペットボトルやプラケースを使い効率的に増やす(作る)方法をご紹介いたします。 ペットボトルでグリーンウォーターを …
稚魚用人工飼料
市販されている稚魚用の人工飼料は、メダカの成長と健康に必要な栄養素をバランス良く含んでいます。
粒子が細かく、稚魚が食べやすいサイズになっており、適量を与えることで成長をサポートします。
稚魚用の人工飼料は、粉末状や微細な顆粒状のものがあり、稚魚に適した栄養分が含まれています。
稚魚用人工フードのメリットには扱いやすさもあります。
グリーンウォーターは、出来るまでにある程度の時間と条件が必要になってきますが、人工フードは購入すればすぐに使えるという手軽さがあります。
生餌(ミジンコなど)
ミジンコはメダカの稚魚にとって自然界での主要な餌であり、栄養価が高く、消化も良いため非常におすすめの餌です。
ミジンコを用意する方法としては、市販のミジンコを購入するか自家飼育することができます。
自家飼育する場合は、専用の容器や餌を用意し繁殖させることができます。
ただ、ミジンコはグリーンウォーターやインフゾリアよりも大きい動物プランクトンの仲間ですので、孵化したばかりの針子と呼ばれる時期には食べる事ができません。
よって孵化当初はグリーンウォーターやインフゾリアを与え、少し成長してからさらに栄養価の高いミジンコを与えるようにすると良いでしょう。
ミジンコを与えることで稚魚の食いつきと成長スピードに明らかな違いが出てきますので、ぜひ取り入れていただきたい餌です。
関連記事
-
-
メダカの稚魚の餌にミジンコはいつから?ミジンコを与えるタイミングとメリット
メダカの稚魚の餌としてミジンコを与えるにはいつから与えれば良いのか? 稚魚にミジンコを与えるメリットは? 稚魚にミジンコを与えるデメリットはあるのか? ミジンコと人工フードの違いは? こんなメダカの稚 …
稚魚の餌の選び方
メダカの稚魚の餌選びでは、以下のポイントに注意して選ぶことが重要です。
稚魚が飲み込みやすいサイズの餌を選びましょう。粉末状や微細な顆粒状の飼料が適しています。
稚魚の成長に必要な栄養素が豊富に含まれているものを選びしっかり栄養を摂らせる事が重要です。
稚魚の時期は消化器官も未発達ですので、餌は消化しやすいものを選びましょう。
消化性の良い餌は栄養の吸収が良く成長を促進します。
また稚魚の成長ステージに合わせて餌を変えていくことも大切です。
それでは稚魚用の餌でおすすめの餌をご紹介いたします。
メダカの稚魚におすすめの餌7選
メダカの稚魚に適した餌は、成長段階や大きさに合わせて選ぶことが重要です。
市販の稚魚用人工フードや生き餌を含めたメダカの稚魚におすすめの餌をご紹介いたします。
キョーリン メダカの舞 ベビー
孵化したての針子から与えられます。
- メダカの舞 ベビーは高い栄養価を提供することでメダカの稚魚の成長を促進し、より早く大きく育つメダカを楽しむことができます。
- メダカの稚魚がしっかりと摂取できる適切なサイズの粒のため、針子の時期からよく食べ、後の成長に大きな差がつくことが期待できます。
- オキアミミール、フィッシュミール、イカミール、卵白粉末、ビール酵母、魚油など、厳選された高品質な原材料を使用しており、メダカの健康を維持しながら成長をサポートします。
- 数分で食べきれる量を1日5回以上与えるだけで、メダカの成長を効果的にサポートできます。
- メダカの舞 ベビーには生きたひかり菌が含まれており、メダカの腸内環境を整えることで健康をサポートし成長に良い影響を与えます。
- ビタミン類やミネラル類が豊富に含まれており、メダカの免疫力を高めることで病気に対する抵抗力を向上させます。
- スピルリナやカロチノイドを含むことでメダカの色彩を鮮やかにし、見た目にも美しい個体を育成することができます。
- 厳しい品質管理のもとで製造されており、メダカの稚魚に安心して与えられる餌でもあります。
コメット 針子メダカの主食
孵化したての針子から与えられます。
- 針子(孵化したばかりの稚魚)向けに開発されており、成長に適した栄養バランスが考慮されています。
- 細かい粉末状態で針子が食べやすく、水にもすぐに広がります。
- にんにくパウダー配合で嗜好性アップと抗菌・殺菌効果により、メダカが元気で丈夫に育ちます。
- 高いタンパク質含有量が特徴で粗蛋白質が43%以上含まれており、メダカの成長に欠かせない栄養素が十分に摂取できます。
- 納豆菌配合で消化吸収を助け、排泄物の分解を促進することで水槽内の水質維持に役立ちます。
- 適量のフードを与えるために便利なスプーンが付属しています。
- 主成分以外にもビタミンやミネラルが含まれており、バランスのとれた栄養素がメダカの健康維持に役立ちます。
- フィッシュミール、エビミール、小麦粉、酵母、コーングルテンミール、海藻など、さまざまな原料が使用されています。
- 原材料の選別や製造プロセスにこだわり、安心・安全なメダカの飼育が可能です。
ヒカリ メダカベビーハイパー育成
孵化したての針子から与えられます。
- 稚魚に必要な栄養素を追求し、食が細い個体にも多く食べさせることができます。
- 生きた善玉菌がエサを消化吸収しやすい形に分解し腸内環境を保ちます。
- ひかり菌が生まれた稚魚の生残をサポートし、健康を維持します。
- 水面に広がり、沈みにくいため食べ残しが少なくなります。
- 栄養素をバランスよく配合し、メダカの成長をサポートします。
- 粒の大きさが稚魚の口に合い、食べやすい形状です。
- 1日5回以上、浮いている間に食べ終わる量を少しずつ与えるのが理想です。
めだか稚魚のためのウォーターフード
孵化したての針子から与えられます。
- めだか稚魚のためのウォーターフードは針子の生存率が大幅に向上し生き残りの確率が高まります。
- 光合成細菌が飼育水の水質を安定させるため、飼育環境がより快適になります。
- めだかの彩色が鮮明になり、見た目も美しくなります。
- 使用方法が簡単で10L毎の飼育水に対して1日3mlを目安に注ぐだけです。
- 人工フードと違い水質を悪化させないため、多少多めに入れてもめだか等に害はありません。
- 針子の小さな口でも喉に詰まらないサイズのバクテリア入りフードです。
- ゾウリムシやグリーンウォーターが確保しにくい冬期や室内飼育の稚魚のえさに適しています。
- 一年中、稚魚のお供に使用でき水質改善効果もあるため冬期の屋外で越冬中のめだかにも適しています。
和香 ゾウリムシ(インフゾリア)
孵化したての針子から与えられます。
- 和香のゾウリムシを使うことで稚魚や針子の歩留まりを向上させ、餓死や死亡を防ぐことができます。
- ゾウリムシはメダカの針子や稚魚に適した生餌であり、成長を促進します。
- ゾウリムシを投入することで稚魚や針子の活性が上がり、元気に泳ぐ様子が観察できます。
- ゾウリムシは自分で簡単に増殖させることができるため、コストを抑えることができます。
- ゾウリムシの培養方法を詳しく解説したマニュアルが付属しており、初心者でも簡単に培養を開始できます。
- ゾウリムシの餌となる培養用酵母がセットになっており、手間なく飼育を始めることができます。
- 容量が300mlから2000mlまでの各種サイズが用意されており、飼育環境や目的に合わせて選ぶことができます。
グリーンウォーター(濃縮生クロレラ)
孵化したての針子から与えられます。
- グリーンウォーターのクロレラ水は非常に栄養豊富で水生生物に必要なミネラルやビタミンがたっぷり含まれています。
- クロレラ水はミジンコの餌としても適しており、安定してメダカに与えることができます。
- クロレラ水を使うことで針子や稚魚の生存率が向上し、健康的に育てることができます。
- クロレラ水に含まれる栄養素が水生生物の成長を促進し、より大きな個体に育つ可能性が高まります。
- クロレラ水はワムシ、ゾウリムシなどの餌としても使用することができます。
- クロレラ水を使用することで水槽内の水質が改善され、水生生物にとってより快適な環境が整います。
- クロレラは自然界で生産されるため、環境に優しく持続可能な餌として利用することができます。
ミジンコ
少し成長した稚魚や成魚におすすめ!
- タマミジンコは栄養価の高いクロレラで育てられており、成長に必要なビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。
- タマミジンコは小型で食べやすく、動きがあるため、メダカの稚魚の食いつきが違います。
- タマミジンコを活餌として与えることで、めだかの産卵数が増加することが期待されます。
- タマミジンコは植物プランクトンよりも栄養価が高いため稚魚の成長スピードが一段と早くなります。
- タマミジンコは適切な条件下で繁殖が容易です。コツさえつかめば大量に増やすことができ、コストパフォーマンスが良い餌でもあります。
- タマミジンコは水質を汚さず、水槽内の環境への影響が少ないのもメリットです。
メダカの稚魚の餌はすりつぶす?
メダカの稚魚の餌をすりつぶすかどうかは、餌の種類や稚魚の大きさによって異なります。
一般的には市販のメダカの稚魚用餌は、稚魚が食べやすいサイズに調整されていますので、すりつぶす必要はありません。
ただし、もともと大粒の餌を使用している場合や、生まれたばかりの針子のように口が非常に小さい稚魚に与える場合は、すりつぶすことを検討しても良いでしょう。
すりつぶすことで、稚魚が飲み込みやすいサイズに調整することができます。
ただし、すりつぶした餌が水中に広がりすぎると水質の悪化につながることがあるため、適量を与えることが重要です。
すりつぶす方法としては以下のようなものがあります。
餌をポリ袋に入れ、すり鉢やローリングピンで挽く。
ジップロックバッグに餌を入れ、指で細かく擦り潰す。
このような方法で細かくして与えてみて、稚魚がしっかり食べられているか確認しましょう。
また、市販の餌に加えて生き餌を与えることもおすすめです。
生き餌は水中で動くため、稚魚が興味を持って食べることができます。
特にゾウリムシは、サイズが小さく、孵化後間もない針子でも食べることができるため、成長を促す効果があります。
メダカの稚魚に与える餌は、生き餌や市販の稚魚用餌を選ぶ際、稚魚の大きさや成長段階に合わせて適切なサイズを選ぶことが大切です。
また、餌の与え方や量にも注意を払い、水質の悪化を防ぐことが、健康なメダカの育成につながります。
関連記事
-
-
メダカの稚魚・針子の餌psb(光合成細菌)とは 使い方や量と効果
メダカの稚魚や針子の飼育にpsb(光合成細菌)がいいって聞くけどpsbってなに? psb(光合成細菌)がメダカの稚魚(針子)の生存率を高める? psb(光合成細菌)ってどうやって使うの?その効果は? …
-
-
メダカの稚魚が餌を食べない・気づかない!?理由と食べさせる方法
メダカの稚魚が餌を食べないのは何故? メダカの針子が餌に気づかない? メダカの稚魚に餌を食べさせるには? こんなメダカの稚魚が餌を食べない理由についてご紹介いたします。 メダカの稚魚が餌を食べない理由 …
メダカの稚魚の餌まとめ
- メダカの稚魚に適した餌はグリーンウォーター、インフゾリア、稚魚用の人工飼料、生餌のミジンコなどがおすすめ。
- グリーンウォーターは植物プランクトンやインフゾリアが豊富に含まれる飼育水で、自然環境でメダカが摂取する餌に近い。
- 稚魚用の人工飼料は成長に必要な栄養素をバランス良く含んでおり、扱いやすいので初心者におすすめの餌。
- 生餌のミジンコは自然界での主要な餌であり、栄養価が高く、消化も良いため、人工フードと合わせて与えたい。
- 餌選びの際には、餌のサイズ、栄養バランス、消化性に注意して選ぶことが重要。
- 餌の与え方にも注意が必要で、過剰な餌の与え方は水質を悪化させる可能性があるため、適切な量を与える。
- 稚魚の餌は成長段階に合わせて選ぶことが重要で、稚魚の大きさに合わせた小さな粒子の餌を選ぶことがポイント。