メダカに生き餌を与えるメリット・デメリットとおすすめの生き餌3選!

2021年11月30日

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メダカと生き餌

メダカに生き餌を与えるメリットとデメリットは?

メダカにおすすめの生き餌は?

メダカの稚魚におすすめの生き餌は?

通販でメダカの生き餌を買える?

こんなメダカの生き餌に関する疑問についてご紹介いたします。

メダカに生き餌を与えるメリットとデメリット

メダカの餌は大きく分けると人工の餌と生き餌の2種類に分けられます。

メダカに生き餌を与えることのメリットとしては、嗜好性が高いため食いつきが良いことが挙げられます。

特に稚魚は非常に小さく、与えられる餌も限定されますが、小さい生き餌を使えばスムーズに餌を食べてくれます。

また、水槽に入れておくと好きな時に食べられるため、飼い主にとっても効率が良いといえます。

稚魚にとっても常に餌があるということは餌不足による餓死を防げるので非常にありがたい存在です。

一方、生き餌を与えるデメリットとしては値段が高いことが挙げられます。

人工の餌は輸送費用が抑えられるため販売価格も安いことが魅力です。

生き餌は輸送費用だけではなく、管理費用もかかるため値段は高く、たくさんのメダカを育てていると餌の費用がかさんでしまうでしょう。

さらに、購入した生き餌を全て一度に与えるケースもありますが、基本的には分けて食べさせるものです。

そのため、生き餌が死なないように管理する必要があり、生き餌専用のスペースも作る必要があります。

このように手間や費用はかかりますが、生き餌はメダカの食いつきがよく、稚魚が食べやすいことなどメリットもあるため、メリットとデメリットを比較してエサの種類を検討することが大切です。

メダカにおすすめの生き餌

メダカにおすすめの生き餌として、クロレラやタマミジンコが挙げられます。

クロレラは栄養バランスが良く、色揚げや艶あげといった効果が期待できます。

クロレラは非常に小さい植物プランクトンの仲間ですので、他の餌を食べる際や呼吸をする時に同時に摂取します。

普段使っている水をクロレラ水に変更するだけで食べさせられるため、生き餌のなかでも扱いやすいといえるでしょう。

生き餌のクロレラを使い、水槽の中で増やしながら食べさせることで、餌を与える手間も短縮できます。

注意点としてクロレラと表記されている商品ならなんでも良いというわけではありません。

判断方法がわからない方はメダカの餌として販売されているものを使うようにしましょう。

タマミジンコはカルシウムやたんぱく質が多く、色揚げ効果が期待できます。

タマミジンコはサイズが大きく大量に繁殖するケースもあることから、食べ残すと水質が悪くなることがあり、食べ残さないように与えることがポイントです。

なお、生き餌の中では大きいサイズの生き餌であり、生まれたばかりの稚魚には適していません。

反面、親のメダカにとっては嗜好性が高く、食いつきが違います。

ミジンコを入れた直後から飛びつくように食べる姿を見ているとメダカが喜んでいる姿を感じることができます。

メダカの稚魚におすすめの生き餌

生き餌は種類ごとに特徴が異なるため、メダカの成長段階に合わせて使い分けなければなりません。

非常に小さいメダカの稚魚におすすめの生き餌は、ゾウリムシやブラインシュリンプが挙げられます。

ゾウリムシは生き餌のなかでも特に小さい種類であり、生まれてから1週間ほどの稚魚でも食べられるため、餓死を予防するために最適です。

スポイトを使い、水ごと稚魚にあげましょう。

ゾウリムシを繁殖させたい場合には、エアレーションをかけたうえで米のとぎ汁やクロレラなどを入れて繁殖させます。

ブラインシュリンプはゾウリムシと比較すると大きい種類であり、栄養価が高いことが特徴です。

ゾウリムシを与えた後に少しずつブラインシュリンプも加えてみましょう。

ブラインシュリンプは卵の状態で販売されていることが多いため、孵化させなければなりません。

水温26度、4%ほどの塩水を作って卵を入れ、エアレーションをかけておくと丸1日ほどで卵から孵ります。

卵の殻は水面に浮くため、殻を取らないように注意しながら水の中にいるブラインシュリンプを取って稚魚に与えましょう。

孵化してから徐々に成長し、栄養価が低くなるため、孵化したら可能な限り早めに与えることが大切です。

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通販でメダカの生き餌を買える?

メダカの飼育用品や餌を販売している実店舗で生き餌を購入できますが、通販でもメダカの生き餌を購入することは可能です。

通販では、生き餌を管理しやすいように培養餌がセットになっていたり、培養方法の説明書が付いていたりするため、初めて生き餌を与える方でも利用しやすいことが魅力です。

そんな通販で販売されている生き餌の中でも人気の商品をご紹介いたします。

通販で人気のメダカの生き餌3選

通販では様々なメダカ用の生き餌が販売されており、どの商品が良いのか分からない、選ぶのに手間がかかると感じる方も多いでしょう。

そこで、特に人気のメダカの生き餌を3つ紹介します。

ゾウリムシ+培養餌セット

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ゾウリムシと培養餌のセットです。

培養方法の説明書が付いており、販売店が実際に行っている培養方法でゾウリムシを増やせます。

非常に小さい生き餌であり、稚魚でも安心して与えられるでしょう。

タマミジンコ培養セット

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タマミジンコ培養セットは、タマミジンコとミジンコの餌の培養セットです。

メダカの餌を用意する中、ミジンコを育てる楽しみを味わえるのもこの商品の面白いところです。

なお、培養餌の種類によってはニオイが強い商品のため、チャック袋をしっかり閉めて管理することがポイントです。

ハイグレードスーパー生クロレラ

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一般的な生き餌のクロレラではなく、EPAやDHAが豊富に含まれた商品です。

また、ビタミンB12が配合されており、栄養が豊富なことが特徴です。

水1Lに対して、ハイグレードスーパー生クロレラを0.5cc~1cc入れて与えましょう。

このほかにも生物濾過による水質浄化に貢献するPSB(光合成細菌)などもメダカの餌として利用することもあります。

メダカの生き餌まとめ

  • 生き餌は嗜好性があるためメダカの食いつきが良い
  • 生き餌は小さいものも多く稚魚にも食べさせやすい
  • 生き餌はメダカの成長段階に合わせて使い分けると良い
  • 通販でも生き餌を購入できる

メダカに1種類の生き餌だけを与えると栄養価が偏ることもあるため、人工餌も合わせて使用することが大切です。

状況に応じて生き餌と人工餌を合わせたり、メダカの成長段階に適した餌を与えたりする必要があります。

どのようなメダカを育てたいのか、繁殖させるのかどうかなど、目的に適した餌を選んで与えましょう。

今回はメダカの生き餌に関する疑問についてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

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マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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