メダカの稚魚が餌を食べない・気づかない!?理由と食べさせる方法

2021年6月7日

メダカの稚魚が餌を食べない・気づかない!?理由と食べさせる方法

メダカの稚魚が餌を食べない

メダカの稚魚が餌を食べないのは何故?

メダカの針子が餌に気づかない?

メダカの稚魚に餌を食べさせるには?

こんなメダカの稚魚が餌を食べない理由についてご紹介いたします。

 

メダカの稚魚が餌を食べない理由

針のようにか細いため「針子」と呼ばれているのがメダカの稚魚(赤ちゃん)です。

産卵からわずか10日ほどで孵化するメダカの稚魚は5mm以下の極小サイズで産まれてきます。

そして数時間後には緩やかに泳ぎ始めます。

産まれたばかりのメダカの稚魚を見て無事に育つのか不安を抱く人も多いでしょう。

そんな稚魚に餌を与えても、与えた餌に稚魚が見向きもせず食べないことがあります。

「そのうち食べるだろう」と針子が餌を食べない状態を放置してはいけません。

ショッキングなことにメダカの稚魚が命を落とす原因の多くは「餓死」といわれています。

餌はたっぷり与えているのに「餓死」してしまうのは、稚魚が「餌を食べない」からです。

何故メダカの稚魚が餌を食べないのか?

しっかり原因を探して解決しておきましょう。

メダカの稚魚が餌を食べない場合には次のような理由があります。

・稚魚(針子)はヨークサックから栄養を摂っているため

・稚魚には餌が大き過ぎて食べられない

・針子が餌に気づかない

 

生まれたばかりのメダカの稚魚は、お腹にヨークサック(卵嚢)と呼ばれる栄養分の詰まった袋を抱えています。

孵化して間もない針子に目を凝らすと、わずか数ミリの細い体のお腹がぽっこり膨らんでいるのが見えるはずです。

この重たそうな袋がヨークサックです。

孵化してからの数日間、稚魚はこのヨークサックの栄養分を摂取して成長します。

よって、その間の稚魚は活発に泳ぐこともなく餌も食べないのが自然なことなので心配は要りません。

この栄養分を消費し尽くすと稚魚が餌を求めて泳ぎ始めますので、このタイミングで餌を与えてみましょう。

 

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メダカは成魚でも平均的な大きさが2~3cmで口のサイズも小さく、大きな餌は食べられません

さらに小さな体長5mm以下の稚魚となると、人の肉眼では見えないような大きさのものしか口にすることができないのです。

よって孵化して数日の稚魚(針子)に初めて与える餌は、稚魚用の極小サイズの餌が必要です。

粉末やフレークの乾燥餌をすりつぶして細かくするほか、生餌などの稚魚の口のサイズに合った餌を与えてください。

メダカの稚魚が餌を食べない理由として考えられるのは「ヨークサック」と「餌が大き過ぎること」だけではありません。

次は、「メダカの稚魚が餌を食べない、意外な理由」についてお伝えしていきます。

メダカの針子が餌に気づかない

ヨークサックの栄養の消費が終わった針子に細かく粉砕した餌を与えても食べない。

こんな時に理由として考えられるのが「針子が餌に気づかない」ことです。

稚魚(針子)とはいえ野生の本能が残るはずのメダカが餌に気づかないのは意外かもしれませんね。

メダカは餌を「ニオイ」ではなく、餌という「モノ」として視覚で認識しています。

しかしメダカのモノの見え方はほぼ平面的であり、モノを立体的に判断する能力は劣っている為、動いている餌には気づきやすいが静止している餌の認識能力は弱いのです。

では、メダカは生餌ではない餌をどのように見つけているのか?

メダカは自分が泳ぐことで浮いている餌にも動きを生じさせ餌の位置を判断しています。

また水の流れもメダカにとって餌を認識する大切な要素となっています。

そのためメダカと餌の両方が静止している状態だと餌に気づくのが難しくなるのです。

泳ぐ力の弱い針子は水槽内でも遠く離れた場所にある餌や動いていない餌には気づかないことが多いのです。

針子の小さな体では水槽の餌のある場所までたどり着くことすら困難といえるでしょう。

メダカの稚魚に餌を食べさせる方法

前述したようにメダカの稚魚が「餌を食べない」ことや「餌に気づかない」ことが続くと「餓死」という悲惨な結末を迎えることになってしまいます。

よって、メダカの針子に餌を与える時には細心の注意を払う必要があります。

稚魚に餌を食べさせるにはフレーク状や粉末の乾燥餌やゾウリムシ・植物プランクトンなどの生餌など数種類のタイプの異なる餌を使い分けて与えるのがお勧めです。

乾燥餌は細かくすりつぶしたつもりでも目に見える大きさの粒は針子は食べないので底に沈んで水質を悪化させる要因になります。

それによりメダカの稚魚が命を落とすこともありますので、超微粉末に粉砕した餌を「針子が餌に気づかない」ことのないように、針子の口元に持っていって与えてください。

パウダー状の餌を針子の口の近くにふっと吹いて落とすイメージで行うといいでしょう。

対して、生餌の植物プランクトンやゾウリムシなどの「動いている餌」は、視覚で餌と認識できるので「針子が餌に気づかない」こともありません。

まさしく「食いつきが良い」という表現が相応しいでしょう。

生餌は稚魚が食べたいときに食べられ乾燥餌のように水を汚すこともないので適量を水槽に入れておいてあげましょう。

メダカの稚魚が餓死することがもっとも多いのが孵化してから2週間以内です。

しかし、「餓死しないように」と稚魚が食べきれない量の粉末餌を与えることはやめましょう。

食べ残した餌もまた、水質の悪化を招き針子の成長に悪影響を及ぼします。

餌はほんの少しの量をできるだけ多くの回数に分けて与えることが望ましいので、針子の食べ方に注意して乾燥餌と生餌を組み合わせて調整することが大切です。

メダカの稚魚が餌を食べない理由まとめ

・生まれたばかりの針子が餌を食べないのはヨークサックから栄養を摂るため

・餌が大き過ぎて食べられないこともある

・稚魚が餌に気づかないのは餌と認識できないから

・針子は動いている餌(生餌)は認識しやすい

・稚魚の餌は超微粉末の乾燥餌と生餌の両方を与えるのがよい

 

今回はメダカの稚魚が餌を食べない理由についてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

 

メダカの稚魚の育て方についてまとめましたので合わせてご覧ください

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