メダカが口をパクパクする理由は?パクパクが早いのは病気?

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メダカが口をパクパクする理由

メダカが口をパクパクする理由は?

メダカの口のパクパクが早いのは良くない?

メダカが水中の底の方で口をパクパクしているのは?

メダカが口をパクパクする病気がある?

こんなメダカが口をパクパクする理由についてご紹介いたします。

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メダカが口をパクパクする理由は?

メダカを観察していると口をパクパクしている姿を頻繁に見かけるものです。

なぜそんなに口をパクパクするのか?そんなメダカの行動についてご紹介いたします。

メダカが口をパクパクする理由についてはいくつかの要因が考えられます。

  • 水中の酸素不足
  • 水質の悪化
  • 病気や寄生虫の影響
  • 餌を欲しがる仕草
  • 水中で餌を食べる行動

などが挙げられます。

水中の酸素不足による影響

メダカが酸素不足によって口をパクパクする行動を鼻上げと呼びます。

水中の酸素が不足することによって、メダカが水面から酸素を取り込もうとして水面に向かって口をパクパクとします。

水質の悪化による影響

水質が悪化するとメダカはストレスを感じ、口をパクパク動かすことがあります。

水質の悪化は過剰な餌の食べ残しやメダカの糞、藻類の増殖などが原因となることが多いものです。

定期的な水換えや適切なろ過フィルターの使用、餌の量を調整することで水質を改善することができます。

病気や寄生虫の影響

メダカが病気や寄生虫に感染している場合、口をパクパクさせることがあります。

病気の悪化や寄生虫による呼吸困難や痛みを感じていることが原因となります。

病気や寄生虫の感染には適切な薬剤や治療法を用いて対処する必要があります。

餌を欲しがる仕草

メダカが飼い主に慣れてくるとアピールして餌をもらおうとする行動として口をパクパクさせることがあります。

このような行動は自然な行動ですので、特に問題視する必要はありません。

水中で餌を食べる行動

メダカは主に昆虫やプランクトンを食べますが、口をパクパク動かすことで水中の餌を捕らえることがあります。

特にグリーンウォーターなどでは目には見えないレベルの植物プランクトンを捕食しているため、水中で頻繁に口をパクパクしている姿を見かけます。

メダカの口のパクパクが早いのは良くない?

メダカが口をパクパクする理由についてご紹介しましたが、その中でもパクパクが早い場合とゆっくりな場合があります。

パクパクの速さやメダカの動きを観察することである程度口をパクパクする理由を見極めることができます。

メダカのパクパクが早い行動には酸素の不足と餌を欲しがる仕草があります。

酸欠状態でパクパクが早い

メダカの口のパクパクが速い場合、酸欠状態であることが最も一般的な原因です。

水中の酸素が不足するとメダカは水面から酸素を取り込もうと必死になるため、口のパクパクが速くなります。

酸欠はメダカにとってストレスや病気の原因になり、最悪の場合には死に至ることがあります。

特に過密飼育や夏の高温時に酸素不足は起こりやすくなります。

酸素不足が原因の場合にはエアーポンプによるエアレーションの強化や水換えを行って水中の酸素量を増やし、飼育環境を改善することが重要です。

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餌を欲しがるサインでパクパクが早い

餌を欲しがる時にも口をパクパクする行動が早いことがあります。

食欲旺盛で人に懐いているメダカほどその傾向が見られます。

餌を欲しがるサインと酸素不足の違いは、人が近くにいる時にパクパクをするかや人の方に集まってくるなどの行動から判断ができます。

メダカが水中の底の方で口をパクパクしているのは?

メダカは一般的に水中の上層で活動する魚ですが、時折底で口をパクパク動かす姿を見かける事があります。

水中で口をパクパクする場合には、病気の場合と餌を食べている場合などがあります。

病気やストレスが原因

メダカが病気にかかっている場合やストレスを感じている場合、水中の底で口をパクパク動かすことがあります。

水質の悪化や適切でない飼育環境、過密状態などがストレス要因となることがあります。

こうした状況に対処するためには、病気の早期発見と適切な治療、ストレス要因の排除が必要です。

また、定期的な健康チェックや、適切な飼育密度の維持も大切です。

動きがいつもと違う、機敏さがない、エラが赤く腫れているなどいつもと違った様子が見られたら病気の可能性があります。

餌探していたり、食べている

メダカは底に沈んだ餌を探すこともあります。

そのため、飼育環境下でも水槽の底で口をパクパク動かすことがある場合があります。

また底をつつくような仕草をしながら餌を探すこともあります。

水中で口をパクパクしていても特に異常が見当たらない時には少し見守ってあげましょう。

メダカが口をパクパクする病気がある?

口をパクパクさせる行動には病気の兆候であることもあるため、注意深く観察し、適切なケアを行うことが重要です。

鰓腺虫症

鰓腺虫症はメダカの鰓に寄生する鰓腺虫という寄生虫によって引き起こされる病気です。

この寄生虫は鰓の組織を破壊し、呼吸を困難にさせるため、メダカは口をパクパクさせて酸素を取り込もうとします。

鰓腺虫症に感染したメダカは、口をパクパクさせるほか、鰓の腫れや赤み、水面近くでの呼吸、体力の低下や活動性の減退、食欲不振などの症状が現れます。

感染個体を隔離し、水槽内の環境を改善し、適切な水質を維持することが重要です。

エラ病

エラ病は水質の悪化や急激な水温変化などが原因でエラが炎症を起こす病気です。

これにより、メダカは口をパクパクと動かして呼吸しようとします。

エラ病に対処するためには、まず水質の改善が必要です。

適切な水換えやろ過のメンテナンスを行い、水質を向上させることが大切です。

病気以外の原因

水質や水温の急激な変化がストレスの原因となり、メダカが口をパクパクさせることがあります。

特に水換え時などに間違った方法で行ってしまうと、メダカがふらつくようになり、口をパクパクすることがあります。

軽度の場合には時間の経過とともに落ち着きますが、メダカが平衡感覚を失ってひっくりがえってしまったりするような場合には回復が難しくなります。

そのような問題を起こさないためには、正しい水換え方法で水換えを行う事が大切です。

メダカが口をパクパクするまとめ

  • メダカが口をパクパクする理由には水中の酸素不足、水質の悪化、病気や寄生虫の影響、餌を欲しがる仕草、水中で餌を食べる行動などがある。
  • メダカのパクパクが早い時には酸欠か餌を欲しがっているサインの時が多い。
  • 餌を欲しがるサインは人に集まってくるような仕草を見せるため、慣れれば見極めることは簡単。
  • 酸欠によって口をパクパクさせている場合には、エアレーションや水換えによる対策が必要。
  • 病気や寄生虫でも口をパクパクさせる事があるため、メダカを様子をしっかり観察することが大切。

今回はメダカが口をパクパクする症状についてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

  • この記事を書いた人
マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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