メダカの餌がいらない?メダカを餌なしで育てる方法とは?

2021年1月10日

メダカの餌やり

メダカの餌やりが大変。

メダカを餌なしで育てる方法はないのか?

数日旅行に行きたいけれどメダカは餌なしで大丈夫?

メダカの餌がいらない飼育方法とは?

メダカの餌の代用になるものはあるのか?

こんなメダカの餌やりを極力抑えたいと思っている方に読んでいただきたい情報をまとめました。

メダカは餌なしで育てられるのか

まず初めに「メダカは餌なしで育てられるのか」この疑問について結論から言えばメダカは餌なしでは育てられません。

正確に言うと餌なしでは育てられませんが、極力餌やりなしで育てることは可能です。

「餌がいらない」という言い方をしてしまうと語弊がありますので、「餌やりがいらない」が正しい言い方でしょう。

メダカが生物である以上食べ物なしでは生きられないのは当然のことですのでここでは「餌やりがいらない」、「餌やりなし」でメダカを育てる方法についてご紹介いたします。

なんだか出だしから揚げ足を取るような話になってしまってすいません。

言葉の綾と言えばそれまでですが、私の説明不足により誤解が生じる事があったら困りますので確認の意味を込めて書いておきました。

数日の旅行くらいであれば餌なしでも大丈夫

旅行の餌やり

長期間ではなく数日なら本当の意味で餌なしでも大丈夫です。

何週間も餌なしの状態ではさすがにメダカも痩せ細り餓死してしまうこともありますが、数日くらいの旅行ならメダカに餌を与えなくも問題ありません。

生まれたばかりの針子や成長期の稚魚などは数日餌やりをサボるだけで生存率が下がってしまうこともありますが、メダカの成魚であれば餌を食べなくても持ち堪える体力をつけています。

よって餌やりの心配はいりません。

逆に餌不足を懸念して旅行前にいつもよりもたくさんの餌を与えてしまう方が問題です。

過剰な餌は余れば腐敗して水質を一気に悪化させてしまいますので注意しましょう。

餌の中でもゾウリムシやミジンコ、PBSなどの光合成細菌のように生きた餌であれば水を汚す事がなくメダカの餌になりますので入れてあげた方がいいでしょう。

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メダカ飼育は短期間なら餌なしでも問題ない。

それでは長期間に渡り餌やりなしで育てるにはどうしたら良いのかについて話を進めていきましょう。

メダカの餌やりなしで育てる方法

どうしたらメダカを餌やりなしで育てられるのか?

その答えは餌やりとして与える栄養を自然の環境から補ってあげればいいのです。

人に飼われているメダカには飼育者が人工フードなどを与えていますが、自然の川や池にいるメダカは餌を誰からももらっていないはずです。

その理由は自然の中でメダカの餌となるものが存在するからです。

その環境と同じ環境を飼育環境でも再現してあげればメダカの餌やりはいらなくなります。

それがメダカの屋外飼育の1番のメリットと考える人も多いはずです。

メダカ鉢や睡蓮鉢を使いメダカが生息する環境を再現するビオトープがまさしくメダカの餌やりをなくせる環境です。

ビオトープには餌の代用になるものが存在する

ビオトープの微生物

ビオトープには自然に発生する植物プランクトンや動物プランクトン、外部から侵入してくる小さな虫や蚊の幼虫であるボウフラなどが棲みつくようになります。

それらの微生物や小さな虫たちが本来自然の中に生きるメダカにとっての餌なのです。

よってそのような生物たちが存在する環境が維持できればメダカの餌やりは必要なくなります。

室内飼育では餌やりなしは難しい

飼育環境の違いから室内飼育の水槽などにはこのような餌となる生物達が存在しにくいものです。

室内飼育でもネイチャーアクアリウムの考え方から水槽内に自然の環境を作り上げる事ができれば餌やりなしでも育てることは理論的には可能です。

しかしそのためにはそれなりの設備投資と知識が必要となってきます。

極論、屋外飼育でも室内飼育でも水の中の食物連鎖のバランスが取れていればいいという事です。

メダカの餌となる植物プランクトンや動物プランクトンが繁殖できる環境があり、水の中の生態系がバランス良く回っている状態です。

食物連鎖のバランスが崩れて植物プランクトンの数が極端に増えた状態がグリーンウォーターです。

植物プランクトンを捕食する動物プランクトンが増えると植物プランクトンの数が減るため水は透明になってきます。

この状態がビオトープで1番良い状態とも言えます。

植物プランクトンの餌が減ってしまっても同じよう植物プランクトンは減少するため水は透明になります。

餌不足で数を減らすか、捕食されて減少するかの違いですね。

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グリーンウォーターはメダカの餌の代用になるか

グリーンウォーター

グリーンウォーターと言えば植物プランクトンの集まりですのでもちろんメダカの餌になります。

しかし、メダカが食欲旺盛な季節にはグリーンウォーターだけでは栄養が不足してしまいます。

そこにミジンコなどの動物プランクトンも発生していれば問題ありませんが、植物プランクトン単独ではメダカが徐々に痩せ細ってしまいます。

気温が下がる冬はメダカの活性が下がり、必要とするエネルギーも少なくて済むためグリーンウォーターで越冬させることはできますが、メダカが活発に活動する季節にはグリーンウォーターだけでは栄養不足になってしまいます。

よってグリーンウォーターを主食とは考えずに餌やりを行った方がメダカを健康的に育てる事が出来ます。

メダカを餌やりなしで育てるメリットとデメリットについても考えてみましょう。

メダカを餌やりなしで育てるメリット

メダカの餌やりなしで育てる1番のメリットと言えば手間がかからない事でしょう。

でもこれは飼育者のメリットであり、メダカにとってのメリットではありません。

もう一つのメリットと言えば飼育水を汚さないことでしょう。

人工フードは多かれ少なかれ水を汚しますので餌やりをしなければその分水は汚れにくくなります。

メダカを餌やりなしで育てるデメリット

メダカを餌やりなしで育てるデメリットはメリットよりも沢山あります。

  • メダカが健康的に育ちにくい
  • メダカが痩せ気味になる
  • 産卵回数が減る
  • 抵抗力が弱くなり病気になりやすくなる

このように一つ間違えるとメダカが健康的に育たなくなります。

もちろん餌やりをしなくても環境が整っていてこのような問題が起きないのであれば餌やりなしでも良いでしょう。

飼育者は「屋外飼育=餌をやらなくてもいい」と安易に考えるのではなくメダカの状態を確認しながら餌やりの量や回数を減らしていくようにしましょう。

その条件は飼育環境やメダカの数によって大きく変わってきます。

広いメダカ鉢に自然の環境が再現され、微生物がたくさん繁殖しているような場所でメダカ数匹の飼育なら餌やりをしなくても十分メダカの餌は確保できるはずです。

逆に水草や浮草などもなく、容器だけの飼育でメダカが沢山入れてあるような飼育スタイルでは餌やりは欠かせなくなります。

餌やりを減らすかどうかを検討するときは今一度飼育環境での食物連鎖のバランスを考えてみましょう。

先に少し述べましたゾウリムシやミジンコを入れておく事でメダカの餌やりを減らす方法もあります。

そのような生物が繁殖するのを待つのではなく市販のものが売られていますのでそのようなものをうまく取り入れることでメダカは健康的に育つ上、飼育者は餌やりの手間を減らせるようになります。

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メダカを餌やりなしで育てる方法まとめ

  • メダカは旅行などの数日であれば餌なしでも大丈夫
  • メダカの餌なし状態は飼育環境で変わる
  • 屋外飼育であれば餌やりなしで育てることもできる
  • 室内飼育では餌やりなしでは育てにくい
  • メダカを餌やりなしで育てるには生態系のバランスを保つ事が大切
  • 餌やりなしで育てるとデメリットは多い
  • ミジンコなどの生き餌を使うことで餌やりの回数を減らす事ができる

今回はメダカを餌やりなしで育てる方法についてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

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マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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