メダカ水槽は屋外飼育に不向き!その理由とお勧めの飼い方

2021年1月17日

メダカ水槽

メダカ水槽を屋外に置いてメダカを育てたい。

メダカ水槽の屋外飼育方法を知りたい。

このように考えている人はちょっと待ってください。

メダカ水槽を屋外に置くことはあまりお勧め出来ません。

え?メダカって外で飼えるんじゃないの?

メダカ水槽を屋外に置くのが良くない?

こんな疑問にお応えします。

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メダカ水槽を屋外に置くのがお勧めではない理由

メダカを屋外で育てることは太陽の恩恵を受けられるという点ではメダカにとっては非常に良いことです。

ただし水槽を屋外に置くと様々な問題が生じてしまうのも事実です。

水槽はもともと室内で金魚や熱帯魚などを鑑賞する目的で作られました。

よってどちらかと言えば水槽は室内飼育向きの設備です。

そのため水槽を屋外に置くと様々な問題が起こってしまうのです。

水槽を屋外に置くことで起こりやすいトラブルとは

コケの大繁殖と水温の急激な変化です。

水槽は水面だけではなく側面からも光が入るため外に置くとコケの大繁殖を招いてしまいます。

メダカや水草などは日陰で育てると元気に育たなかったり、枯れてしまうことがありますので日の当たる場所で育てるのがベストです。

しかし、日の当たる場所に水槽を置くとすぐにコケだらけになってしまうという厄介な面があります。

コケだらけになった水槽は見た目が悪いものです。

屋外飼育では一般的に上見飼育と呼び、メダカを上から眺めるように育てるのが一般的です。

しかし水槽のように横から眺める横見飼育を行うとコケが非常に目立ちやすく気になってしまうものです。

そのため頻繁な掃除が必要になるので手間がかかるうえ、水質の変化も起こりやすいのでメダカにとってもあまり良いことではありません。

それなら掃除の回数を減らせば良いのか?と言った考え方もできますが、掃除を減らすと今度はまた違った問題も起こりやすくなります。

水槽内でコケが大繁殖する環境というのは水中にも大量の植物プランクトンが繁殖します。

適度な植物プランクトンはグリーンウォーターと呼ばれメダカの飼育にとって良いものです。

しかし、過剰なグリーンウォーターは水槽内の酸欠を起こすこともありますので要注意です。

植物プランクトンも通常の植物同様に光合成と呼吸を行なっています。

日中は光合成が活発になるため酸素を生成する側ですが、夜になり光合成が止まると活動が呼吸だけになるため酸素が消費されてしまいます。

植物プランクトンが過剰に多いと酸素の消費量が増え水槽内が酸欠気味になってしまうことがあります。

また、ガラスは熱を通しやすいため夏は水温が上がりやすく、冬は下がりやすい点もデメリットです。

メダカの飼育に最適な水温は20℃~28℃位です。

ガラス水槽は外気の影響を受けやすく水温の変化が激しいためこの適正水温から外れてしまうことも多くなってしまいます。

水温の変化が激しいということは1日のうちでも日中と夜で水温差が大きくなってしまいます。

これもまたメダカにとって好ましくない環境です。

屋外飼育環境では通常、水面ほど外気の影響を受けやすく、深いところほど水温の変化が小さいものです。

そのためメダカは冬には水温の変化を受けにくい底の方でじっとして春が来るのを待っています。

しかしガラス水槽のように側面からも外気の影響を受けてしまうと水槽内全てが冷えてしまい、メダカが越冬できない可能性も考えられます。

寒い時期に厚い氷が張るような地域では氷の膨張に水槽が耐えられないこともあります。

このように屋外飼育で水槽を用いることは色々と問題が生じやすいものです。

メダカの屋外飼育は室内飼育に比べてあまり手間がかからない点がメリットなのに水槽を使用してしまうと日々の世話が大変になってしまいます。

それでは屋外でメダカを飼うにはどうしたら良いのか?

メダカを屋外で飼うお勧めの飼い方

屋外のメダカ飼育

メダカの屋外飼育でお勧めの容器はメダカ鉢や睡蓮鉢です。

また広い飼育スペースが確保できるのでしたらプラ舟やトロ舟と呼ばれる飼育容器もお勧めです。

これらはまさにメダカの屋外飼育に適した飼育容器と言えます。

  • 水量を確保できる。
  • 水深もある程度確保できる。
  • 側面からの太陽光の入射がないのでコケの大量発生がしにくい。
  • 素材も色々で陶器、プラスチック、発泡スチロールなど選択肢が広い。
  • ガラスよりも断熱性があり、水温の変化を緩やかにする。
  • ガラスよりも割れにくい。

ざっと考えてみてもこれだけのメリットがあります。

色々な飼育方法を取り入れることが出来るのがメダカ飼育の魅力の一つですが、飼育環境に合わせた飼育設備を用意することがメダカを健康的に長生きさせる秘訣とも言えます。

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メダカ水槽が屋外飼育に不向きな理由まとめ

  • 水槽は側面からも太陽光が入るためコケまみれになりやすい。
  • 極度のグリーンウォーターは水槽環境を悪化させる。
  • ガラス水槽は外気の影響を受けやすく水温変化が激しい。
  • 冬には水槽の底の方も冷えやすい。
  • 屋外飼育ではメダカ鉢やトロ舟がお勧め。

今回はメダカ水槽が屋外飼育に不向きな理由についてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

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マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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