メダカが卵を産み付ける理由と場所 産みつけるまでにやるべきこと

2020年4月30日

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産み付けられたメダカの卵

メダカはどうして卵を産みつけるのか?

メダカが卵を産みつけない理由は何か?

メダカが卵を産みつけるのに最適な産卵床はどのような場所か?

卵を産みつけるまでにやっておくことはあるのか?

こんなメダカが卵を産み付ける理由と場所についてご紹介いたします。

また、メダカが卵を産み付ける方法や卵を産みつけるまでにやっておきたいことなども合わせてご紹介いたします。

このことを知っているだけでメダカの卵の生存率をグッと高めることもできます。

メダカが卵を産み付ける理由

メダカは産卵するとメスのお腹に卵をぶら下げて泳ぐようになります。

メダカの卵はネバネバした糸状の物質で纏められているため、メスが産卵してもすぐに底床にばら撒かれるようなことはありません。

お腹に卵をぶら下げたメスは、卵が他の生き物に狙われないように守りながら水草などの物陰に卵を産みつけます。

そのため卵を産み付ける場所(産卵床)がないとメダカのメスはいつまでも卵をお腹にぶらさげているようになってしまいます。

卵が食べられないように水草の影などに隠すように産みつける習性が飼育環境によっては、逆に卵が食べられてしまう危険を引き起こす要因となってしまうのも皮肉な話です。

メダカの産卵時期には、メスが卵を産み付けられる場所を前もって作っておくことがメダカの繁殖を成功させるコツでもあります。

もしくは飼育者が人為的に卵を採ってしまう方法もあります。

メダカの卵の取り方については下記記事で詳しくご紹介していますのでご確認ください。

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メダカが卵を産みつけない理由

メダカのメスは産卵して数時間で卵を安全な場所に産みつけます。

しかしメダカのメスがいつまで経っても卵を産みつけない、もしくは産みつけたはずの卵が見つからない時などには産卵床に問題があることが多いものです。

メダカの卵には、ネバネバした糸状のものが付着しており、その卵をメスが水草などに擦り付けることにより産み付けが完了します。

そのためには産み付ける場所(産卵床)が卵をキャッチしやすい形状になっていることが必要です。

イメージとしては卵を絡み取るといった感じですのでメダカの産卵床は細かく複雑な混み合っているようなものが向いています。

逆に水草などが入れてあっても、そのような形状の水草でない時は卵を産みつけない(産みつけられない)ことが多いものです。

例を挙げるとアヌビアスやアマゾンソードなどのようにツルツルしてしっかりした葉の水草はメダカの産卵床としては不向きな水草と言えます。

また葉が大きめの人工水草などもやはりメダカの産卵床としてはあまりお勧めできないものです。

メダカが卵を産みつけるのにおすすめの産卵床

メダカが卵を産み付けるのにおすすめの産卵床は浮草のホテイアオイや細かい葉のウィローモスなどでしょう。

ホテイアオイは水面に浮いており、水中に細かい根を下ろします。

その細かい根が産卵床として最適なのです。

ウィローモスは沈水性のコケ植物です。

細かい葉が重なり合うように茂るため水中に細かい茂みを作ってくれます。

どちらの水草もメダカの産卵床という目的以外にも、水質の浄化効果なども望めますので水槽に入れておくことをお勧めします。

ただ室内飼育でホテイアオイを使用すると光量不足で枯れてしまうこともありますので室内飼育ではウィローモスがおすすめです。

屋外飼育であればホテイアオイでもウィローモスでもさらには両方の水草を使用しても問題ありません。

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水草は産卵床の役目を終えるとそのまま稚魚の隠れ家となり、さらには微生物を発生させやすく稚魚の餌の確保にも繋がるので非常にありがたいものなのです。

自然の中でもメダカが水草などに産卵する理由もご理解いただけると思います。

他にも人工的なものでもメダカの産卵床として色々なものが販売されています。

人工的なもので簡易的に産卵床を用意するのか、水草などで自然観を維持しながら産卵床を準備するのかは飼育者の好みの問題でしょう。

メダカが卵を産み付けるまでにやるべきこと

メダカが卵を産みつける理由や場所、卵を産みつける仕組みなどをご紹介してきましたが、メダカの飼育下ではメダカが卵を産み付けるまでにやっておきたいことがあります。

まずは先にご紹介しました卵を産みつけやすい産卵床を用意することです。

産卵床が用意できたら卵を抱えたメダカを産卵床と一緒に隔離します。

卵を抱えたメダカを他のメダカと一緒に飼育しておくと卵を産み付ける前に卵が食べられてしまうことがあります。

確かに卵をぶら下げたまま泳いでいる時間があるわけですから食べてくだいといっているようなものです。

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また、卵を抱えたメスを隔離して産卵が終わったら元の水槽に戻せば簡単に卵の隔離と稚魚の隔離ができるので後々の世話が非常に楽になります。

その後は稚魚の隔離用ネットやケースなどに移してあげれば親メダカと同じ飼育環境で稚魚を育てることもできます。

親メダカと一緒の環境で稚魚を育てることは小さな容器で育てるよりも水質維持などがしやすいため育てやすいのです。

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マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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