メダカの水換えポンプは100均のポンプで大丈夫?おすすめのポンプと上手な使い方

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メダカの水換えにおすすめのポンプ

メダカの水換えはポンプなしでも問題ない?

水換えホースとポンプの使い方の違いとは?

メダカの水換えポンプは100均のポンプで問題ない?

メダカの水換えポンプのおすすめは?電動もある?

こんなメダカの水換えポンプに関する疑問についてご紹介いたします。

メダカの水換えはポンプなしでも問題ない?

メダカの水換えに対してポンプは必要か?必要ではないか?

この疑問に対して私の見解としては「水換えにポンプは必要」です。

その理由は、水換えポンプを使うことによって水槽や飼育容器の底に溜まった老廃物を吸い出すことが出来るからです。

そもそも水換えを行う理由には次のようなものがあります。

  • 古い水を排水して新しい水を入れることで水の腐敗を防ぐ。
  • 新鮮な水を入れることで水中に酸素を供給する。
  • メダカに害を及ぼす水中の有害物質を排出する。
  • 水質が悪化するのを防ぐ。

古い水を排水して新しい水を入れることによって水の腐敗を防いだり、新鮮な酸素を取り込む目的に対してはポンプがなくても行うことができます。

バケツなどで水面から水を掬い出し、新しい水を入れれば水換え終了です。

しかし、このように水面付近の水だけを掬い出すような水換え方法ですと、メダカに害を及ぼす有害物質や不廃物を取り除く事が難しくなります。

そもそも、水質の悪化とは餌の食べ残しや金魚の糞などが水の底に沈澱し、分解されていく事で起こります。

よって水の中では基本的に水底に近いほど水質が悪化しやすいとも言えます。

餌の食べ残しや金魚のフンが分解される前に水換えポンプなどで排出できれば、それだけ水質は悪化しにくくなります。

また、分解によって生じるアンモニアや亜硝酸、硝酸塩などの有害物質も一緒に排出しやすくなります。

よって上手な水換えとは底の方の水を吸い出し、新しい水を入れてあげることなのです。

水換えホースとポンプの使い方の違いとは?

一昔前の水換えといえばホースを使うやり方が一般的でした。

ホースの端をメダカの飼育水の中に入れ、もう片方から空気を吸い込むようにバキュームすることで水が排水されます。

この方法をサイフォンの原理と呼びますが、飼育水に入れたホースの片側に口をつけることに抵抗のある人や口を離すタイミングを失敗して飼育水が口に入ってしまう人などがいることから、効率の良い水換えポンプが登場しました。

水換えポンプの排水の原理はサイフォンの原理ですが、ポンプをシュポシュポすることで排水できるため、ホースに口をつけて呼水をするような作業は必要ありません。

よって衛生的かつ簡単に行える水換え方法なのです。

メダカの水換えポンプは100均でも買える?

100均ではダイソーの小型水槽用クリーナーポンプが水換え用ポンプとして販売されています。

形状は冬の時期に灯油を入れるためにシュポシュポするポンプと同じ原理です。

少々使い勝手が悪く、ポンプが排水方向の先端付近についているため、下の方でシュポシュポしないと排水ができません。

高さがある水槽などでは給水口を水槽の底床付近に合わせながら排水ポンプに意識を向けなければいけませんので、意外と使いづらさを感じるものです。

多少の使いづらさや100均まで探しに行く手間などが全く気にならない人には100均の水換えポンプもおすすめといえます。

逆に近所の100均などで水換えポンプを見つけられない人や機能性を重視したい人にはアクアリウム専用で開発された水換えポンプがやはりおすすめです。

メダカの水換えポンプのおすすめは?電動もある?

ここではメダカの水換え用に人気の高い水換えポンプを3つご紹介いたします。

GEX おそうじラクラク 砂利クリーナー(手動)

シュポシュポするだけで簡単におそうじがスタートできるタイプの水換えポンプです。

排水ホースをバケツに固定できるホースクリップ付なので、排水中にホースがうっかりバケツから飛び出ることもありません。

片手で簡単に操作できる流量調節がついており、無理のない姿勢での水換え、指で流量調節も出来るので女性でも簡単に水換えが出来ます。

長めの給水パイプなので底砂がたっぷり入った水槽でも奥までしっかり差し込んで、砂利の中までお掃除できます。

ジェックス GEX おそうじラクラク 水換えポンプ(電動)

スピーディーに水槽の水換えができる水換えポンプです。

今までご紹介してきたシュポシュポとするタイプではなく、ポンプを水中に沈めて電源をオンすることで電動で排水を開始します。

モーター本体は底面に置いても側面に固定しても使える2WAY仕様です。

1つ注意点として、この製品には水抜き用のホースが付属していませんので別途購入が必要となります。

用意するホースは内径12mmのものです。

排水力は抜群で大きな水槽などでは活躍するのですが、電源をオフしても吸い続けるためバケツなどから水が溢れて水浸しになる事例が多いのも事実です。

特に水槽が高い位置にあると、スイッチを切ってもサイフォンの原理で水が流れ続けるため、ホースの先をつまんでこれ以上流れないようにするか、早めにポンプを水中から取り出すなどのコツが必要となります。

電動で便利だけれども扱い方にコツがいるという事ですね。

水作 プロホース エクストラ (手動)

グリップ部分のスターターポンプを数回押すだけで簡単に排水がスタートし、水槽内のレイアウトを崩すことなく観賞魚や水草にもやさしい水換えを実現します。

100均や先にご紹介しました手動ポンプと違い、手元にポンプがあるため非常に扱いやすいというメリットがあります。

水槽サイズや砂利の種類にあわせて排水のスピードを調節することも可能です。

パイプを底砂に差し込むだけで砂利の中の老廃物や古くなった飼育水を一緒に排水することができます。

電動ほどパワーは必要としないけれど、それなりに使い勝手が良いポンプが欲しいと言ったニーズにマッチした水換えポンプです。

そのため、Amazonや楽天などの通販でも非常に人気の高い商品です。

メダカの水換えポンプまとめ

  • 水換えポンプは水槽の底に溜まる老廃物や分解によって生成される有害物質を排出するために必要不可欠とも言える。
  • 100均でも水換えポンプは販売されているが、値段相応のものであるため、使い勝手が悪い面がある。
  • 水作のプロホースはアクアリウムにおける水換えに対して研究を重ねた結果出来上がった商品であるため使いやすさには定評がある。
  • 電動の水換えポンプは排水力は抜群だが、細かな扱いには多少の慣れが必要となる。

今回はメダカの水換えポンプに関する疑問についてご紹介しました。皆様のメダカの水換えの参考にしていただけると幸いです。

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マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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