水草水槽でメダカ飼育!室内で育てる水草レイアウト

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水草水槽でメダカ飼育

メダカ水槽で水草レイアウトを楽しみたい。

室内でメダカビオトープを楽しみたい。

メダカを水草水槽で育てるコツは?

室内と屋外ではおすすめの水草が違う?

メダカが喜ぶ水草の量と植え方は?

こんなメダカ水槽の水草レイアウトについてご紹介いたします。

メダカ水槽で水草レイアウトを楽しむ

メダカ水槽で水草レイアウトを楽しむメリットは色々あります。

水草をレイアウトすることで自然の風景を再現できるため鑑賞効果が上がることは間違いありません。

緑鮮やかな水草の中をメダカが泳ぐ姿はずっと見ていても飽きないものです。

さらに水草は水質浄化能力があるため飼育水を綺麗に保ってくれる働きがあります。

その結果、掃除の手間を減らすこともできます。

水草はメダカの隠れ家となり、繁殖期には産卵床にもなります。

メダカがストレスなく落ち着ける環境、繁殖ができる環境はメダカにとって良い環境と言えます。

しかし水草水槽でメダカ飼育を楽しむにはそれなりの難しさもあります。

室内でのメダカビオトープの難しさ

室内でもメダカビオトープを楽しみたいと思い、屋外で上手く管理できているビオトープをそのまま室内に持ち込んでもかなりの確率で失敗してしまうものです。

失敗してしまう理由はいくつかありますが、その中でも太陽光の重要性が一番関係しています。

屋外では太陽の光を浴びて植物が育つので管理しやすいものですが、室内では太陽の光が当たらないため植物は基本的に育ちが悪くなります。

そのため室内に植物が育つ環境を作り上げなければなりません。

室内でも上手く太陽光を利用するために窓際で育てるのも一つの方法です。

しかし全ての水槽がそんな都合の良い環境で管理できるものでもないはずです。

そのため水草が育つ照明は必須アイテムとなります。

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メダカを水草水槽で育てるコツ

メダカを水草水槽で上手に育てるコツはメダカ水槽に水草を入れるという考え方ではなく、水草水槽にメダカを入れる考え方で水槽を管理することです。

せっかくの水草がすぐに枯れて茶色くなってしまったり、コケだらけになってしまっては綺麗な水草水槽は維持できません。

水草が育つ環境をしっかり理解し維持することが大切です。

水草が育つ環境を維持できていればメダカも元気に育つ環境が出来上がっていると言えます。

水草を綺麗に育てることもメダカを健康的に育てることもどちらもそれぞれに難しさはありますが、水草水槽でメダカ飼育をすることは通常のメダカ飼育より少々ハードルが上がることは間違いありません。

それでも綺麗に茂った水草が気泡を上げる中メダカが泳ぐ姿は素晴らしいものですので挑戦する価値は充分あります。

水草水槽では微生物による生物濾過をメインとして水質を管理した方が水質が安定しやすくコケが生えにくいものです。

そのためには生物濾過で賄えるだけの有機物に抑える必要があります。

メダカの数を少なめにし、自然の中にメダカが泳いでいるような風景をつくると良いでしょう。

メダカの餌を控えめにすることも水質維持の基本です。

室内と屋外ではおすすめの水草が違う

水草水槽では屋外のビオトープでは育ちにくい水草を育てることもできます。

逆に水草水槽では育てにくく屋外ビオトープでは育てやすい水草などもありますのでそれぞれの特徴を理解して水草を選ぶようにしましょう。

ビオトープと室内水槽では太陽光の強さと気温の違いによって育つ水草も変わってきます。

室内でヒーターを使用すれば一年中水草の好む水温を維持することも可能ですので南米産の水草なども育てることが出来ます。

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ホテイアオイや睡蓮などのように強めの太陽光や日当たりの良い場所を好む植物は室内水槽では育てにくい傾向にあります。

メダカが喜ぶ水草の量と植え方

水草が少なすぎると水質浄化能力が低くなるため、ある程度多めに水草を入れることが水草水槽を成功させるコツであり、メダカが喜ぶ環境でもあります。

ただ、あまりにも水草が多過ぎるとメダカの遊泳スペースが狭くなるので気をつけなければなりません。

水草は順調に育ち始めると想像以上に伸びるスピードが速いものです。

気がつくと水面に達して他の水草への光を遮ってしまう水草もあります。

そうなると背の低い水草は枯れてしまいますので水槽内の環境維持のためにも定期的なトリミング作業が必要となってきます。

また、背があまり高くならない前景向き水草を前の方に植え、背の高くなる水草は後方に植えるなどのレイアウトのコツが必要となってきます。

水草を植栽する際には水草専用のピンセットを使うと埋めやすく抜けにくくなりますので1本持っておくと良いでしょう。

水草水槽でメダカ飼育まとめ

  • 水草水槽は鑑賞効果が高まるうえ、水質浄化にも優れている
  • ビオトープをそのまま室内に持ち込んでも失敗してしまう
  • 室内で水草を育てるにはそれなりの設備を必要とする
  • 室内と屋外では育ちやすい水草の種類が違う
  • 水草は多めに植えた方が水質が安定しやすい
  • 水草が順調に育つようになるとトリミングが必要となる

今回は水草水槽でメダカ飼育を楽しむコツについてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

  • この記事を書いた人
マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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