メダカの水流はどのくらいが最適!?フィルターからの水流を弱める方法

2021年7月17日

メダカの水流はどのくらいが最適!?フィルターからの水流を弱める方法

メダカと水流

メダカは強い水流が苦手?好き?

メダカに対する水流のメリットとデメリットは?

メダカにはどのくらいの水流がちょうど良いのか?

フィルターからの水流はどうすればいい?

メダカの水流を弱める方法を知りたい。

こんなメダカと水流の関係についてご紹介いたします。

 

メダカは強い水流が苦手?好き?

メダカは国内最小の淡水魚と言われているように体が小さく、泳ぐ力もそれほど強くありません。

自然の中でも田んぼや流れの弱い用水路など浅く、水流の優しい場所で暮らしています。

メダカがこのような場所を好むのは、天敵となる大型魚が入って来られないような場所であることや餌となる微生物が豊富なこと、卵や稚魚の育成に適していることなどが挙げられます。

それでは逆にメダカは水流がある場所は苦手なのか?

メダカは水流が苦手で水流がある場所で飼育すると泳ぎ疲れて死んでしまうなんて話しを聞くこともあります。

何事もやり過ぎてしまえば問題が起こることもありますが、過保護にしなければいけないほどメダカは弱いものでもありません。

特に野生の黒メダカなどは想像以上に流れの強い用水路などでたくましく生き抜いていることもあります。

よって水流の強弱に適応できるかどうかはメダカが生まれ育った環境が左右すると言っても良いかもしれません。

野生で生まれ育った黒メダカはある程度水流があっても生き抜けますが、ほとんど流れの無い環境で生まれ育った改良メダカなどはやはり疲弊してしまうでしょう。

特にダルマメダカやスワローメダカのように優雅に泳ぐようなメダカには水流のない環境、もしくは弱い環境での飼育をおすすめします。

ただ、メダカ全般に言えることは水流が苦手というわけではなく、適度な水流に対してはメリットもあります。

そんなメダカに対する水流のメリット・デメリットについても簡単に触れておきましょう。

メダカに対する水流のメリット・デメリット

水流はメダカにとってデメリットだけではなく、もちろんメリットもあります。

・水流による適度な運動はメダカを健康的に育てる。

・水流により運ばれてくる酸素はメダカや微生物にとって必要不可欠なもの。

・水流によって水が動くことで水面からも酸素が取り込まれる。

・水流によって水が動くことで水の淀みがなくなるため水が腐りにくくなる。

 

水流にはこれだけ多くのメリットがありますのでメダカに対するデメリットをうまく打ち消して利用したいものです。

水流を起こす濾過フィルターやエアーポンプはメダカ飼育において必ず必要なものではありませんが、あればそれだけメリットもあるということです。

よってメダカ飼育に対して濾過フィルターは設置した方が良いのか?という質問をされれば「無くても大丈夫」、「あっても大丈夫」と全く相反した回答をしてしまうでしょう。

飼育者の飼育スタイルや水質管理の方法によって上手く使い分ければ良いのです。

メダカに最適な水流とは

メダカにとって最適な水流とはどのようなものなのか?

メダカ飼育に水流を取り入れつつ、メダカが疲弊しないような方法を考えてみましょう。

メダカ飼育における水流管理の基準は

・餌がしっかり食べられる水流の強さであること

・メダカが水流に対しながらもその場に留まれること

・飼育環境下で水流のある場所とメダカが休める場所があること

 

水面に浮いた餌をメダカが追いかけ回してなかなか食べられないような状態は少々水流が強すぎるかもしれません。

もしくは与えた餌が水流に巻き込まれてすぐに水中に沈んでしまうような場合も問題です。

また、メダカが泳ぎながらその場で留まれるかどうかも水流の強さの目安となります。

メダカが流されてしまうようなら水流が強すぎますので弱めてあげましょう。

メダカの繁殖時期で稚魚や針子がいる時、卵を抱えたメスのメダカがいる時などはさらに水流を弱める必要があります。

広いビオトープなどで水流に緩急が作れるのでしたら、メダカ自身が水流にのって餌を求めるのか、水流の無い所で体を休めるのか選べますが、狭い水槽などではそのような場所がないのでメダカが休むことができません。

よって水流の強さだけでは無く飼育環境全体で考えなければなりません。

フィルターからの水流はどうすればいいのか

室内水槽では濾過能力を高めるために濾過フィルターを設置する場合があります。

流量調整できるフィルターでしたら水流を弱めて使うこともできますが、水流を弱めることはそのまま濾過能力の低下に繋がりますので検討が必要です。

物理濾過をメインとしたフィルターに限らず、生物濾過をメインとしたフィルターでも水量の低下は運び込まれる酸素の量を低下させてしまうため、濾過バクテリアの繁殖にも制限がかかってしまいます。

そのような時には濾過能力を今より下げて水流を弱めても水質は悪化しないのかどうかの検討が必要になってきます。

水質維持を濾過フィルターに頼り切らずに水換えの頻度を増やしたり、餌の量を抑えることでも対応は可能です。

メダカの水流を弱める方法

フィルターの流量を落とさずにメダカに対して水流を弱めるには次のような方法があります。

排水口に広めのアタッチメントを設置してフィルターからの排水を広い範囲に排出するようにすることで一点に集中して水を流すよりも水流を弱くることができます。

また、水の流れに対して障害物を当てることによって水流を拡散させて弱める方法もあります。

その障害物とはレイアウトに使う流木などの素材であったり、浮き草や水草などの植物など。

また水深のある容器よりも水面が広い容器を選ぶことで水流を拡散させることもできます。

ブクブクなどのポンプから出る水流に対しては酸素供給の副産物みたいなものですので、酸素量を絞る方法や設置場所を容器の端の方にすることで対応可能です。

メダカと水流の関係まとめ

・メダカの品種や生まれ育った環境によって水流への適応力は違う

・ダルマメダカなどは強い水流を避けたほうが良い

・メダカは強い水流は苦手だが、水流そのものは好き

・餌が流されて食べにくい時には水流が強すぎる

・メダカがその場に留まれない時には水流が強すぎる

・水流による適度な運動はメダカを健康的に育てる

・水流により豊富な酸素を取り込めるメリットがある

・水流を取り入れる際にはメダカが休める場所を作る

・稚魚や針子がいる場合には水流を弱める

 

今回はメダカと水流の関係についてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

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マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。 Twitterでも情報公開しておりますのでフォローお願い致します。@mizukusasuisou

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