メダカの越冬に隠れ家は必須!?メリットとおすすめの隠れ家6選!

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メダカの越冬に隠れ家は必要?

メダカの越冬に隠れ家は必要?そのメリットは?

メダカの冬眠に最適な隠れ家とはどのような物?

メダカの越冬におすすめの隠れ家は通販で買える?

こんなメダカの越冬に必須の隠れ家に関する疑問についてご紹介いたします。

メダカの越冬に隠れ家は必要?そのメリットは?

ビオトープなどで屋外飼育をしているメダカは、水温が10℃を下回ると冬眠をして越冬します。

メダカの越冬に隠れ家が必要な理由は、天敵から身を隠し安全に冬を越えることができるというメリットがあるからです。

秋になり水温が15℃を下回る日が増えると、段々とメダカの活性が下がります。

そして、水温が10℃を下回ると水底でジッとして冬眠を始めます。

このように、メダカは水温の低下とともに活動が鈍りますが、鳥などの天敵はそうではありません。冬でも餌を探しています。

このような外敵にとって、動きの鈍ったメダカは格好の餌になってしまいます。

隠れ家も何も無い中では簡単に見つかり捕食されてしまいます。

しかし、隠れ家があればメダカはその中に隠れて天敵をやり過ごす事ができますし、そもそも見えないように隠れていれば見つかる事が無いので狙われません。

また、メダカは目が上向きに付いているため、上部からの攻撃に対して強い警戒心を持っています。

場合によっては底砂として敷いた赤玉の間に隠れようと潜り込み、そのまま挟まって死んでしまうといったケースまであるのです。

このようなケースを防ぎ、メダカが安心して安全に冬眠するためにも隠れ家を用意してあげましょう。

メダカの冬眠に最適な隠れ家とはどのような物?

メダカが冬眠するには隠れ家が必要です。

では、どのような物が隠れ家として最適なのでしょうか?

メダカの冬眠に最適な隠れ家とは、メダカが安全に身を隠す事ができ、水を極力汚さない物が適しています。

また、鳥などの天敵に驚いて逃げ込んだ拍子にメダカの体が挟まって抜けなくなる様な隠れ家は適していません。

メダカが余裕を持って隠れられるスペースがある物を隠れ家にしましょう。

隠れ家は冬の間取り出したりせずに水中に入れたままにするので、極力水を汚さない素材が適しています。

何故なら、メダカが冬眠している冬の間は足し水はしますが水換えは行いません。

そのため、水を汚してしまうような物を隠れ家として設置すると、水質悪化を招きメダカが死んでしまう恐れがあるからです。

冬の低水温でも枯れる事の無い水草や人工水草、流木や石、シェルターなどは冬眠の隠れ家として適しています。

これらを上手に組み合わせて、メダカが安心して冬眠できる環境を作ってあげましょう。

メダカの越冬におすすめの隠れ家6選

メダカを安全に越冬させるための隠れ家として、具体的にはどのような物が使えるのでしょうか?

ここではおすすめの隠れ家を自然のものから人工物まで順にご紹介いたします。

お好みの隠れ家選びの参考にしていただければ幸いです。

アナカリス(オオカナダモ)

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非常に丈夫なアナカリスは低水温にも適応するため、冬の屋外環境にも耐えられる水草です。

水面を適度に覆うくらいのアナカリスを入れておけばちょうど良い隠れ家となります。

アナカリスは成長が早いため水中の養分も大量に消費してくれるので、水質悪化を防ぐ働きもあります。

水換えを行わない越冬中の水質の安定にも一役買ってくれるでしょう。

ウィローモス

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流木などに活着して繁殖するウィローモスも低水温に強い水草です。

糸状に伸びる細長い葉が密集しており、メダカが隠れるのにちょうど良いです。

ウィローモスは繁殖力が旺盛なので、余分な栄養素を吸収して水質を安定させるにも役立ちます。

冬眠中は水底でジッとしているメダカにとって、ちょうど良い寝床にもなるでしょう。

ミズトクサ

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硬くて丈夫な竹のような茎をまっすぐ伸ばして育つ抽水植物です。

寒さに強いため、根さえ凍らなければ屋外でも問題無く越冬出来ます。

冬場でも茎が青々としたままなので、殺風景になりがちな冬のビオトープに緑を与えてくれる嬉しい存在です。

水中に沈む茎の間にメダカが隠れる事が出来ますし、茎が硬いので天敵から身を守るにも重宝します。

鉢植えなどに植えて設置すると管理がしやすくおすすめです。

流木

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自然界に住むメダカは水中に沈む枯れ葉や流木を隠れ家にしています。

そのため、流木はより自然環境を再現した隠れ家だと言えるでしょう。

特に自然の水辺を再現する屋外ビオトープにとってはレイアウトとしても申し分なく、とても重宝するアイテムです。

お気に入りの形の流木を使って、レイアウトも楽しみながら隠れ家を作ってあげましょう。

すだれ

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夏場の高水温対策として有名なすだれですが、実は隠れ家としても使える上に冬場の低水温対策にも効果を発揮します。

容器の上部を覆うようにすだれを掛けてあげれば、外部から水面が見えなくなります。

つまり、すだれによって隠されている水中部分がメダカの隠れ家になるという訳です。

もちろん、容器の上部を全て覆わずに半分程度にすだれを掛けるだけでも隠れ家としては十分です。

また、すだれは冬場の水温低下を緩和する効果もあります。

容器上部をすだれで覆う事で、寒い外気や雪によって水面が直接冷やされるのを防ぐ事が出来るからです。

すだれは夏だけでなく冬にも重宝するので、一つ持っていても損はありません。

人工オブジェ

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人工の隠れ家は流木を模したものや土管など様々な形のものがありますのでお好みのものを選ぶことができます。

水草などと違い水質浄化能力はありませんが、その分育てる手間がないのが楽でもあります。

飼育環境に合わせて使いやすいアイテムを使って隠れ家をうまく作ってあげてください。

メダカの越冬と隠れ家の関係まとめ

  • 冬眠中のメダカは動きが鈍くなるため天敵に捕食されやすいので、すぐに隠れられる隠れ家が越冬には必要
  • 隠れ家があれば上部からの攻撃に敏感なメダカも安心して冬眠することが出来る
  • メダカの冬眠中の隠れ家は逃げ込みやすく水を汚しにくい素材が適している
  • 冬場の低水温にも強い水草や流木などがおすすめ

今回はメダカの冬眠と隠れ家の関係についてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

  • この記事を書いた人
マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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