赤玉土でグリーンウォーター解消!?赤玉土の効果と使い方

2021年2月22日

赤玉土とグリーンウォーター

赤玉土を入れるとグリーンウォーターが消える?

赤玉土はグリーンウォーターにどのような働きをするのか?

赤玉土ってメダカに使っても大丈夫?

こんな赤玉土とグリーンウォーターの関係についてご紹介いたします。

赤玉土を入れるとグリーンウォーターが消える

メダカの飼育水が緑色になるグリーンウォーター。

メダカにとっては餌となる植物プランクトンが豊富にある状態ですので喜ばしいことですが、グリーンウォーターは良いことばかりではありません。

メダカをじっくり鑑賞したい人にとってはグリーンウォーターより透明な飼育水の方がいいでしょう。

また、グリーンウォーターは濃くなり過ぎると酸欠を起こす原因にもなりますので定期的な水換えにより濃度を保たなければなりません。

そんなグリーンウォーターに赤玉土を入れるとグリーンウォーターが消える。

もしくは赤玉土を敷いてメダカを飼育するとグリーンウォーターにならない。

こんな情報をネット上でもちらほらと見かけることがあります。

本当に赤玉土を入れるとグリーンウォーターが消えるのか?

その答えは「イエス」でもあり「ノー」でもあります。

まず、赤玉土そのものにグリーンウォーターを除去する効果はありません。

よって赤玉土を入れるとグリーンウォーターが消えるわけではありません。

ただ、赤玉土を入れることによってグリーンウォーターになりにくい環境が維持できることやグリーンウォーターを徐々に解消していくことができるのは事実です。

赤玉土の働きとグリーンウォーター

太陽の光を浴びている飼育水の中では緑藻や藍藻などの藻類や植物プランクトンが光合成を行って成長しています。

水温や光量などが光合成に適した条件になると藻類や植物プランクトンはどんどん増え飼育水はグリーンウォーターへと変化していきます。

そこに赤玉土を入れることにより土壌表面に動物プランクトンが育ちやすくなります。

植物プランクトンが豊富に存在する環境では動物プランクトンが植物プランクトンを捕食して一気に増え始めます。

動物プランクトンの増殖は植物プランクトンの増殖と密接に関係しています。

動物プランクトンが増え、植物プランクトンの過剰繁殖が抑えられると飼育水は自然の生態系バランスが保たれるようになり、クリアーな水になります。

これがグリーンウォーターに対する赤玉土の働きです。

他にも赤玉土には多くのメリットがあります。

赤玉土は砂利などに比べて有機物が多いため微生物の分解が進みやすいのも特徴です。

土の中には好気性バクテリアが繁殖しアンモニアの分解などにも貢献します。

土の表面では藍藻や光合成細菌が太陽の光を利用して窒素固定を行なっているため植物が成長しやすくなります。

このように水だけの環境よりも赤玉土を入れることにより多くの微生物が生存しやすい環境を維持できるため飼育環境を自然の生態系に近づけることができるのです。

ただ、赤玉土を入れれば必ずグリーンウォーターが無くなるわけではない事はご理解ください。

あくまでも生態系のバランスが保たれることでグリーンウォーターは解消し、クリアーな水になりますので植物プランクトンが過剰繁殖しやすい環境になれば赤玉土を入れていてもグリーンウォーターになることはあります。

赤玉土はグリーンウォーターを消すのではなく、生態系のバランスを保つのに適しているということです。

赤玉土を入れていてもグリーンウォーターになってしまう場合には動物プランクトンが繁殖しにくい環境か植物プランクトンが増え過ぎてしまいやすい環境などが考えられます。

その原因は餌の与え過ぎによる有機物過多や生体の数が多すぎる排泄物過多などが考えられます。

また、グリーンウォーターが濃すぎると酸素が不足しやすくなり動物プランクトンが繁殖しにくくなりますので水換えによる希釈とエアレーションによる酸素供給が効果的です。

赤玉土をメダカ飼育に使っても大丈夫か?

赤玉土が生態系のバランスを保つことはご理解頂けたと思いますが、メダカ飼育には向いているのか?

そんな疑問についても合わせご紹介します。

まず、赤玉土のpHは6.0くらいですので厳密に言えばメダカの好むpHとは若干違いがあります。

しかし、ビオトープ内では1日の中でもpHは大きく変化していますのであまり気にかける必要はありません。

植物プランクトンや水草などが盛んに光合成を行うことにより日中は酸素が豊富に存在します。

この時点ではpHは二酸化炭素の減少により弱アルカリ性に傾くようになります。

そして夜間になると植物の光合成は止まり、植物を含む全ての生物は呼吸のみとなります。

この時、水中では多くの酸素が消費され、二酸化炭素濃度が高まることによりpHは弱酸性に傾きます。

このように水中でのpH変化は盛んに起きていますので赤玉土のpHでもメダカ飼育に問題はありません。

また、園芸用で使用されることが多い赤玉土ですので植物には良くてもメダカに悪いものが含まれているのではないかと思う方もいるかもしれませんがそのような心配もいりません。

赤玉土の成分は土のみです。

赤玉土には肥料なども含まれていません。

よってメダカ飼育に使っても全く問題はありません。

問題どころか赤玉土には粒状で通水性が高く水質浄化に貢献するなどのメリットもあります。

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赤玉土とグリーンウォーターまとめ

  • 赤玉土そのものにグリーンウォーターを除去する効果はない。
  • 藻類や植物プランクトンの繁殖によりグリーンウォーターとなる。
  • 赤玉土を入れことで動物プランクトンが繁殖しやすくなる。
  • 植物プランクトンと動物プランクトンのバランスによりグリーンウォーターは解消される。
  • 赤玉土には多くの微生物が繁殖して自然の生態系を作る。
  • 赤玉土にはメダカにとって害になるものは含まれていない。

今回は赤玉土とグリーンウォーターについてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

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  • この記事を書いた人
マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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