メダカの泳ぎ方がおかしいのは寿命のサイン!?激しい泳ぎ方は病気?

2021年4月17日

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メダカの泳ぎ方

メダカの泳ぎ方がおかしいのは寿命のサイン?

メダカの泳ぎ方が激しい。

メダカに落ち着きがない。

メダカがフラフラと泳ぐ。

常に水面近くにいてパクパクしている。

メダカは病気になると泳ぎ方がおかしくなるのか?

泳ぎ方が変なのはなぜ?

こんなメダカの泳ぎ方の違いによる問題についてご紹介いたします。

メダカの泳ぎ方がおかしいのは寿命のサイン?

「メダカの泳ぎ方がおかしい=寿命のサイン」ということではありませんが、寿命のサインの一つとして泳ぎ方がおかしくなることはあります。

もちろんメダカの泳ぎ方がおかしいのは何かしらの異変のサインです。

怯えや体調不良・飼育環境の変化など通常時とは違うことが起こっていると考えて良いでしょう。

メダカの泳ぎ方で全ての原因を探し出すことは難しいですが、泳ぎ方の変化からちょっとしたシグナルを掴み取ることはできます。

メダカの泳ぎ方が激しい

メダカの泳ぎ方が激しい時には俊敏な動きなのか奇行なのかによって理由は変わってきます。

激しく泳ぎながらもバランスを崩すようなことは無く、容器の隅から隅に右往左往しているような時は何かに怯えている状況です。

メダカを購入し、新しい環境に移してすぐの時や飼育環境に何も隠れ家などが無く、人の動きなどに怯えているなどが考えられます。

そのような時には人の動きが少ない静かな場所に置いてあげて遠目から様子を確認するようにしてください。

時間の経過と共にメダカに落ち着きが戻ってきたら問題ありません。

激しい泳ぎ方の中で問題なのが激しく泳ぎながらも時折バランスを崩すようにフラつく時です。

このような時にはpHショックや寄生虫による病気が考えられます。

pHショックは水換えをしてすぐや新規導入時にこのような症状が見られることがあります。

思い当たる節があり、1匹ではなく複数のメダカが同じような動きをしている時にはpHショックを疑ってみましょう。

pHショックは水換えの時に元々の飼育水と新しい水においてペーハーの違いが大きい時に起こります。

また購入して来たメダカを水合わせをしないで飼育水に入れた時などにも起こることがあります。

一度pHショックになってしまうと対策は難しくメダカの体力を信じるしかありませんのでまずはpHショックにならないような管理を心がける必要があります。

水合わせや水換えの問題はなく、メダカが痒がるように激しく泳いでいたら寄生虫などの病気の確認をしてみましょう。

メダカは病気になると泳ぎ方がおかしくなるのか?

メダカは病気になると泳ぎ方や普段の行動に何かしらの変化が現れます。

底の方に沈んであまり浮いてこない。

水面を漂うようにふらふらしている。

平衡感覚を失い傾いて泳いでいるなど病状によって様々です。

メダカの白点病などのように寄生虫に寄生されていると痒がっていきなり激しく泳いだりすることもあります。

他にも餌への反応が悪くなったり、餌を食べられないで痩せてしまっていたりします。

おかしい泳ぎ方をするメダカがいたら水槽やプラケースなどに入れて横から見るようにすると病気が確認しやすくなります。

鰭がピンとしていなく、白っぽかったり白点や赤腫などが見られるなど病気の場合には何かしらの問題が確認できますので観察してみましょう。

病気の初期などで外見的に悪いところが見つからないような時にはそのメダカだけ隔離して塩浴をしたり、日光浴をさせると回復することもあります。

塩浴は塩の効果によりメダカの体力回復に繋がります。

日光浴には太陽の紫外線の効果によりメダカの免疫力向上効果があります。

ふらふらと泳ぎ方が変なのはなぜか

pHショックや病気などの重大な問題までいかなくても環境の悪化によってメダカがふらふらしてしまうこともあります。

泳ぎ方がふらふらしてしまうような時に環境の悪化で考えられる原因が水温の上昇・酸欠・水質の悪化です。

夏に水温が30℃を超えるようになると水中の溶存酸素量が著しく低下するため今まで問題なかったメダカ達が急に酸欠になることもあります。

また、水温の上昇がなくとも過密飼育や水量の少ない環境での飼育などでも酸欠を起こすことがありますので注意が必要です。

酸欠によってメダカがふらふらしているときには大抵水面近くでパクパクしながら浮いていますのでそのような症状が見られたら酸欠対策をしてあげましょう。

水質の悪化によって元気がない時も水面でじっとしていたり水槽の底でじっとしていることが多くなりますのでまずは水換えをしてみましょう。

その時、一度に大量の水換えをしてしまうと今度は急激な水質変化によるダメージを受けてしまいますので時間をかけて少しずつ環境を改善していくように心がけてください。

冬の屋外などでは水温の低下によりほとんど泳がなくなって底の方にじっとしていることがあります。

水温の低下による泳ぎ方の変化は問題ありませんのでそのまま暖かくなるまでそっとしておいてあげましょう。

メダカの泳ぎ方がおかしいまとめ

  • メダカが激しく泳ぎ回るときには怯えや体調不良・環境の急変などが考えられる
  • 激しく泳ぎながらもフラフラしていなければそのままそっとしてあげて様子を見守る。
  • 水換えや水合わせ時にpHショックになることがある
  • 病気になると泳ぎ方に変化が現れる
  • 泳ぎ方だけで原因を突き止めることは難しいが何かしらのサインではある
  • ふらふらして水面近くにいる時には酸欠の恐れがある

今回はメダカの泳ぎ方の違いによる問題についてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

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マサ

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25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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