生まれたてのメダカの赤ちゃん(針子)の育て方 餌はどうする?

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メダカの赤ちゃんの育て方

メダカの赤ちゃんが生まれた。

メダカの赤ちゃんの餌は何を与える?

生まれたてのメダカの赤ちゃんの育て方を知りたい。

メダカの赤ちゃんの育て方の注意点は?

こんなメダカの赤ちゃんの育て方についてご紹介いたします。

メダカの針子についてはこちらのまとめ記事をご覧ください。

メダカの赤ちゃんが生まれた

屋外のビオトープなどでメダカを飼育していると気が付いたらメダカの赤ちゃんが泳いでいることがあります。

メダカの赤ちゃんは気温が20℃を超えるようになる4月頃から気温が下がり始める10月頃までの間で見られるようになります。

そんなメダカの赤ちゃんですが、生まれたばかりの頃は針のように細くか弱い事から、「針子」と呼ばれています。

メダカの赤ちゃんはこの針子の時期をどのように乗り越えるかで生存率が変わってきます。

針子と呼ばれる赤ちゃんの時期は2週間から1ヶ月ほどでその後は稚魚や幼魚などと呼ばれるようになります。

よって「針子の時期=メダカの赤ちゃん」、「幼魚の時期=メダカの子供」と考えるとわかりやすいでしょう。

生まれたての針子の餌は何を与える?

メダカの赤ちゃんの時期をうまく乗り越えるために一番重要とも言えるのが餌です。

メダカの赤ちゃんにどんな餌を与えるのか?

どのくらいの餌の量や頻度で与えるのか?

いつ頃から与えるのか?などメダカの赤ちゃんの餌やりに対する疑問は意外と多いものです。

そんなメダカの赤ちゃんの餌やりについては過去の記事でまとめましたので下記の記事をご覧ください。

生まれたてのメダカの赤ちゃんの育て方

生まれたてのメダカの赤ちゃんは親のメダカと一緒にしておくと食べられてしまうこともあります。

よってメダカの赤ちゃんの飼育は親のメダカとの隔離から始まります。

メダカの繁殖経験のある人は卵の頃から親メダカと隔離をして育てる人も多いものです。

親メダカと隔離したメダカの赤ちゃんの育て方については下記記事をご覧ください。

メダカの赤ちゃんの育て方注意点

メダカの赤ちゃんを育てる時の注意点を赤ちゃんが死んでしまう原因から考えてみましょう。

メダカの赤ちゃんが死んでしまう原因は色々ありますが、下記に挙げる項目がよくある問題です。

  • 餌不足による餓死
  • 水質の悪化
  • 水温の低下
  • 食べられてしまう

このような問題を上手く解決しながらメダカの赤ちゃんを育ててあげれば元気に大きく育ってくれるはずです。

餌不足による餓死については「メダカの赤ちゃんの餌は何を与える?」のところでご紹介しましたので、残りの項目について一つずつご紹介いたします。

水が汚れてくると濁りや臭いが出てきますので毎日観察をしているとその変化に気がつくはずです。

メダカの赤ちゃんに限らず、水の中で生活する生き物は水質の悪化を嫌い、綺麗な水を好むものです。

水質が悪化すると目には見えない有害物質が蓄積してメダカの寿命を縮めてしまいますので気をつけたいところです。

水質の悪化を防ぐには

  • 餌を与え過ぎないようにする
  • 食べ残した餌はこまめに掃除する
  • 小さな容器に沢山の稚魚を入れない
  • 定期的な水換えを行う

水槽用のスポイトなどで底に溜まったフンや餌の食べ残しを定期的に吸い取ることで水質の悪化を遅らせることもできます。

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水温の低下もまた赤ちゃんの成長に関係してきます。

メダカの卵の孵化にとって最適な水温は25℃と言われています。

その水温はもちろんメダカの赤ちゃんが育つにも最適な水温となります。

自然の中でメダカの赤ちゃんが見られるようになるのも暖かくなる春から秋にかけてですのでメダカの赤ちゃんが育つのに水温が重要ということも理解できるはずです。

まだ、夜になると冷え込むような時期には水槽用ヒーターを使用して水温を保ってあげると良いでしょう。

水温とともに大切なものに太陽光があります。

メダカの赤ちゃんは、太陽の光を浴びることで成長に必要な栄養を作りますので、しっかり日向ぼっこをさせてあげましょう。

太陽の光に当ててあげることで水温も上がりますので理想的な飼育環境になります。

ただ、真夏には小さな容器や浅い容器でメダカの赤ちゃんを育てていると水温が上がり過ぎてしまうこともあります。

水温が30℃を超えると酸欠などにより死んでしまうこともありますので、そのよう時は遮光や日除けによって温度調整ができるようにしておきましょう。

水温、水質、餌など飼育環境を最適な状態に保ってもメダカの赤ちゃんが食べられてしまうという問題が残っています。

メダカの赤ちゃんは非常に小さく非力ですので多くの生物に狙われてしまいます。

代表的な捕食者はヤゴやボウフラです。

ボウフラは親のメダカにとっては餌となりますが、小さな稚魚にとっては天敵となってしまいます。

また、ある程度赤ちゃんが成長してくると稚魚同士の共食いも起きてしまいますので気をつけなければなりません。

メダカの赤ちゃんの育て方まとめ

  • メダカの赤ちゃんは針子と呼ばれている
  • 針子の時期は2週間から1ヶ月ほど
  • メダカの赤ちゃんは親メダカに食べられてしまうので隔離が必要
  • メダカの赤ちゃんが餌不足にならないように気をつける
  • 水質の悪化もメダカの赤ちゃんが死んでしまう原因の一つ
  • 太陽の光に当ててあげることで日光浴と水温の管理ができる
  • ヤゴやボウフラに気をつける
  • メダカの赤ちゃんが成長すると共食いを起こすこともある

今回はメダカの赤ちゃんの育て方についてご紹介しました。皆様のメダカ飼育の参考にしていただけると幸いです。

  • この記事を書いた人
マサ

マサ

25年以上のアクアリウム経験から得た知識を多くのアクアリストに発信しています。2006年から運営しているブログは気がつけば2000万人以上の方に読んで頂いております。私の経験と知識が皆様の水槽管理のお役に立てれば幸いです。これからも有益な情報を発信していきますのでお時間がありましたらお付き合いください。

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